fc2ブログ

普通肥料と特殊肥料

さて前回たい肥や肥料の定義について少し書きましたが、今日は肥料についてもう少し詳しく調べていこうと思います。
肥料は普通肥料と特殊肥料に分けられていることは話済みですが、ではそのなかには、どのように区分されまた分類されているか見ていきましょう。

普通肥料は以下のように区分されそれぞれ肥料の種類があります。

1)窒素質肥料
・硫酸アンモニア、塩化アンモニア、硝酸アンモニア、硝酸アンモニアソーダ肥料、硝酸アンモニア石灰肥料、硝酸ソーダ、硝酸石灰、硝酸苦土肥料、腐植酸アンモニア肥料、尿素・・・・・
2)りん酸質肥料
3)加里肥料
4)有機質肥料
5)複合肥料
6)石灰質肥料
7)けい酸質肥料
8)苦土肥料
9)マンガン質肥料
10)ほう素質肥料
11)微量要素複合肥料
12)汚泥肥料等
13)農薬その他の物が混入される肥料

1)の窒素質肥料だけでも、20以上の種類があります。
また化学薬品のような名前が並び、一般人にはあまり興味がでるようなものではなさそうなので、肥料成分の主な役割などについて触れる事にします。
肥料成分には、植物が多量に必要とする多量必須元素と微量必須元素等がありますがそれぞれの成分の植物に対する生理作用等は、以下の通りです。

1)窒素質肥料
多量必須元素 窒素の元素記号Nで表記される事が多い)
窒素質肥料の主成分の窒素は植物の細胞の原形質の主な成分であるタンパク質などを構成する成分です。
そして主な働きは
細胞の分裂・増殖に必要で、根、葉、茎の発育、繁茂を促し、養分の吸収、同化作用を盛んにします。
ですから生育初期には欠かせない成分であり、俗に「葉肥え」と呼ばれているものです。
窒素成分が不足すると葉が小さくなったり、色が薄くなったり、生育が遅れるなどの症状がでます。逆に窒素過多になると枝葉が茂りすぎたり、徒長するため細胞組織が軟弱になり病害虫に侵されやすくなったりします。
また葉物野菜などに大量に硝酸態窒素を含む肥料与えた場合、大量の硝酸態窒素が葉に残留し、そういった野菜を大量に摂取すると体内で還元され、酸素欠乏症を引き起こしたり、発ガン性物質を生成する危険性が指摘されています。

2)りん酸質肥料(多量必須元素 実際にはりん酸ですが園芸関係ではりんの元素記号Pで表記される事が多い)
りん酸は植物中の核酸、酵素の構成成分です。
主な働きは、
作物の生長を早め、根の発育を促し、発芽力を盛んにします。また株の数や根、茎、葉の数を増やし、花や実の収穫量を高め、品質を良くします。
ですから、「花肥え」や「実肥え」とも呼ばれています。
りん酸は土に含まれるアルミニウムや鉄などと結合するため、植物が吸収できない形になりやすく不足しやすいようです。
特に関東ローム層のような火山灰土はりん酸を吸着しやすいので多めに施す必要があります。ですから関東ローム層の赤土を団粒化した赤玉土は当然りん酸を吸着しやすいので、赤玉土主体の培養土の場合を使う場合は骨粉などのりん酸肥料を多めに施す必要があります。
リン酸は上述のように不足になることはあっても、過剰になる事は稀なようで、もし起こった場合は、鉄や亜鉛の欠乏症を引き起こすことが知られています。

3)
加里(カリ)肥料多量必須元素 カリウム(加里)の元素記号Kで表記される事が多い)
植物中のデンプン、タンパク質の生成、移動、蓄積に役立ちます。
主な働きは、
水分の蒸散作用を調節し、根の発育を早めます。開花、結実を促進し、日照の不足を補います。
ですから、「根肥え」と呼ばれています。
カリが不足すると軟弱になり、倒れやすくなったり、病害虫に侵されやすくなったりします。
また日照が不足しがちな梅雨時などに与えると、効果が大きいと言われています。
カリウム不足は窒素の過剰とセットになって表れることが多いようで、窒素過剰の場合カリウムも補ってバランスを取ってやる必要があります。カリウムもリン酸と同様に過剰になることはほとんど無いようですが、過剰になった場合は、カルシウムやマグネシウムの吸収を阻害してカルシウムやマグネシウムの欠乏症を起こすことがあるようです。

農業生産資材情報センター 利用技術情報から一部転載しました。
今日はこのあたりまで

朝の最低気温は予報よりずっと高く0.5度でしたが、風が大変強く8m以上の風が吹いていました。
また日差しはあったものの、気温は4度までしか上がらず、寒かったです。


今日のこよみ
日の出    07:01
日の入    17:17
月の出    05:37
月の入    15:15
正午月齢   27.6

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ  にほんブログ村 花・園芸ブログ 多肉植物へ
記事が参考になったり、面白かったらボタンのクリックをお願いします。
あなたのクリックが励みになります!!!
プロフィール

comet

Author:comet
京都在住です。
サボテン、リトープスなどのメセン、草花から樹木までいろんな植物を栽培中です!培養液栽培などもおこなっています!!

最新記事
カテゴリ
最新コメント
リンク
カレンダー
12 | 2009/01 | 02
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
月別アーカイブ
フリーエリア