咲多賞!最多賞!
2009年度のエキノプシス属 短毛丸(たんげまる)くんの最多賞が決まりました。
パチ!パチ!パチ!
とっくに決まっていたのですが、なかなか発表する機会がなくて延び延びになっていました。
何故か花が咲いている時の写真がないので、これでご勘弁を!
この子は群生株の外側に植わっていた株で、J(ジェイ)字のような形をしているので、6号鉢では鉢の中央に植え込めません。ですからこんな感じなのですが、株径は15.5cm、高さ16cmです。
今年の開花回数は7回、開花数は25輪でした。これまで25輪以上開花した株は全て株径18cmを超えていましたが、このサイズで25輪は立派でした。
現在の様子はこんな感じです!
大量開花の疲れもなく、アレオーレ(棘座(しざ))の綿毛も秋の光に黄金色に輝き、健康的な艶のある緑の肌色も実に良い感じです!!
でもこの短毛丸くんの写真を見て、あれっ?と思った方はいらっしゃるでしょうか?
この鉢の培養土は赤玉ではなく鹿沼土なのです。
培養土レシピ
鹿沼土小粒(2~4mm)5:腐葉土2:たい肥2:イズカライト0.5:日向土0.5
たい肥は自家製サボテン専用 作り方はこちら
腐葉土は使用する1週間以上まえから苦土石灰と草木灰を少し混ぜて寝かしてあります。
肥料は有機肥料小粒(N:P:K=4:6:4)を少量、骨粉粒を少々入れています。鉢底にはパミス(天然の多孔質火成岩を選別6mm程度のものを使用)1~2cm程度敷きます。
これまで何度も載せています、短毛丸専用の培養土の赤玉が鹿沼土に変わっただけです。
では何故鹿沼にしたのかというと、以前腐葉土が無くて、何鉢かをピートモスにしたことがあったのですが、その時のほうが良く成長した印象があったので、酸性がやや強い培養土の方がいいのかなと思い、鹿沼土にしてみたのです。
花数は昨年の50%増しになりましたが、株径は5mmほど大きくなった程度で、通常の培養土よりは成長していない感じです。実際に使用している赤玉と鹿沼のPHを測ったわけではありませんから、PHがより酸性になっているかはわからないので結論付けはできませんが!
これからもちょくちょくこういう事はやっていこうと思っています。
短毛丸を育ててみたい方はこちらをご覧ください!
今日も昨日に引き続き暖かかったです。しかも風もなく、穏やかな天候でしたから、もう12月と思えない一日でした。
今日のこよみ(関西中部)
日の出 06:46
日の入 16:45
月の出 15:36
月の入 05:24
正午月齢 14.3