サザンカの花
仕事部屋の前のサザンカ(山茶花)の花も大分開きました。雨に濡れたサザンカも素敵です。私はこれぐらいの開き初めが特に好きです。
生け垣のプリペットの間に咲いているサザンカよりもこちらの方が花色が濃いです。ですから生け垣のピンクの花のサザンカはこのサザンカのこぼれ種で育ったのとは違う可能性が高いです。親になりそうな白花のサザンカも我が家にはありません。ですから近くにある赤と白のツバキと交配したのかもしれませんねぇ。もともとサザンカにはツバキとの交配種が、またツバキにもサザンカとの交配種がたくさんありますし、簡単に交配してしまうようなので、可能性は高いかも?!
以前猩々丸の花色の事で書いたと思いますが、花色は、照射光や気温、肥料に影響されることがあります。概して気温が高い方が花色は濃く、またビニールやガラス越しの光より、直射光の方が濃くなるようです。またカリウムやマグネシウムが不足すると花色が薄くなります。
今日のこよみ(関西中部)
日の出 06:50
日の入 16:45
月の出 19:54
月の入 09:31
正午月齢 18.3
サボテンの花の特徴11 緋裳丸
エキノプシス属(旧ロビビア属) 緋裳丸 Echinopsis aurea var.aurea 'rubriflora'
花の色:緋色
花径:70mm
花茎の長さ:70mm
開花時間:午前10時頃から午後3時過ぎ頃
開花日数:2~3日
開花期間:5月中旬から7月中旬
同時開花数:3
蕾の形は10mmぐらいまでは、短毛丸や花盛丸とかなり似ていますが、20mmを超えたあたりから毛むくじゃらになってきて、違いが分かります。また花びらが短いので開花直前の蕾みでもかなり丸っこい形をしています。
花色は見事な緋色です。
雌しべはかなり短く、これならば自動受粉はできそうです。(他品種と掛けあわせるのはかなり難しい)
雄しべの花糸(かし)は花びらと同じ緋色ですから、横から花を見ると、まるで雄しべの葯(やく)が空中に浮かんでいるように見えます。
花径は70mmほどでしたが、株が大きくなればもっと大きな花径になるのでしょうか?
最初の7輪の開花時間と開花日数は良くあるタイプのようなのですが、最後の8輪目だけは7/14から7/15にかけて、なんと30時間連続で開花したのには驚きました。
考えられる原因は、この日の気温です。
開花中の30時間の平均気温は30.7度、最高気温は35.3度で最低気温は7/15の午前5時の26.5度でした。
ですから平均気温が30度以上あると、ひょっとしたら蕾まないのかも知れません。
黄花の原種 Echinopsis aurea var.aurea 黄裳丸(おうしょうまる)に白檀を掛けあわせて緋色の花へ改良された園芸品種のようです。' 'でくくられているのが園芸品種名で、'rubriflora' 赤花という意味らしいです。ですから赤花黄裳丸と呼ぶことのほうが正しいような気がします。
株径100mm(棘こみ)高さ95mmほどの我が家の緋裳丸くんの花の特徴ですのでご理解ください。
今日のこよみ(関西中部)
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月の出 19:54
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正午月齢 18.3
巻絹の栽培暦、育て方
4月から投稿してきた巻絹くんの約8ヶ月分の記事をベンケイソウ科センペルビブム属 巻絹(まきぎぬ)の栽培暦と育て方としてWEBページにまとめましたので良かったらご覧ください。
今日は午前中はほとんど雨でした。ですが午後からは少し日差しも出て昨日よりはだいぶ暖かくなりました。
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