この時期の帝玉くん達
5月18日に大株の花が終了し、1週間後当たりに植え替えるつもりでしたが、年1回の秋植え替えだけでも、いけるかどうか確認してみたくなったので、植え替え無いことにしました。ですから大株は鉢色は紺色のままです。

写真は本日夕方の帝玉くん達です。長い日照時間が必要な白鷺くんも同居しています!手前右の大株はまだ外葉(古葉)が十分大きいですが、他の3株はかなり小さくなっています。特に早めに3輪が結実した中株はもうほとんど外葉は干からびてしまいました。その分新芽はパンパンに膨らんでいるのが分かります。正面からの写真では分かりにくいので、全ての株を個別に後ろから撮影しました。

左の写真は大株です。まだ外葉は横方向も厚みも十分残っていますが、開花前よりはだいぶ縮んできました。その分新芽はボリュームが出て来ています。右の写真は開花前まで3対の葉を持っていた子株です。ですので外葉は柔らかくなってきていますが、まだだいぶ容積は残っています。

左の写真はもう1つの子株です。こちらは2対しかなかったので、この外葉はかなり縮んで養分を新芽にだいぶ移行させたようです。2週間ほどで完全に干からびそうです。右の写真は中株です。こちらはほぼ干からびました。ただ今回の干からび方は今までと異なりちょっと危ない感じでした。普通干からびるといっても、古葉に蓄えられた養分を新芽に移行させていくので葉色は新芽と同じ様な色のままで縮んでいき最後に茶色くなり完全に干からびるのですが、今回はまだ古葉が大きなままで一気に古葉全体が柔らかくなり、そのまま干からび始めました。ですから最初表土側のどこかが破けてそこから雑菌が侵入し腐り出したのか、そこから養分が抜け始めたのかと思いましたが、新芽がどんどん膨らんでいったので、なんとか養分の移行は行えたようです。
この4株の後ろからの写真を見て何か気づかれた方はおられるでしょうか?
左上の大株の古葉が、右下の中株のように完全に干からびてしまうのですから、当然新芽は表土から浮いてしまい、ぐらつきます。ですから古葉が完全に干からびると早めに古葉を取り除き、表土を増してやる必要があるのです!!
帝玉の6月以降の管理、育て方ですが、今までとほとんど変わりません。日の出から日の入りまで、直射光でなるべく長い日照時間を与え光合成を最大にさせることです。光合成には水が必要ですが、体内に蓄えた水を使わせると、株が弱りますので、新芽の張りが無くなり少し柔らかくなったら、水やりのサインですのでたっぷり水やりします。ですから帝玉は高温多湿に弱いと言う間違った情報でエアコンの効いた室内に取り込んだり、完全断水なんてことはしないほうが賢明です!
植え替え以降およそ40日間の水やり実績は4回ですので10日に1回の程度のペースです。これからは雨の日が多くなり光量も日照時間も確保出来なくなりますので、光合成を少しでも活性させるために、微量元素を含んだハイポネックスハイグレードシリーズの薄い液肥を月に1回、微量元素のみを含んだ活力剤は月2回程度与えます。これからの4ヶ月間は古葉が縮んでしまえば見た目はたいした変化はありませんが、秋の新芽と翌年の花芽形成の大変重要な時期ですので、とにかく長い日照時間を与えることが重要です!!!
帝玉を育ててみたい方は、このブログに投稿した内容を1つのHPにまとめてありますのでご覧下さい。
今日のこよみ
日の出 04:42
日の入 19:11
月の出 23:29
月の入 10:39
正午月齢 20.1

写真は本日夕方の帝玉くん達です。長い日照時間が必要な白鷺くんも同居しています!手前右の大株はまだ外葉(古葉)が十分大きいですが、他の3株はかなり小さくなっています。特に早めに3輪が結実した中株はもうほとんど外葉は干からびてしまいました。その分新芽はパンパンに膨らんでいるのが分かります。正面からの写真では分かりにくいので、全ての株を個別に後ろから撮影しました。


左の写真は大株です。まだ外葉は横方向も厚みも十分残っていますが、開花前よりはだいぶ縮んできました。その分新芽はボリュームが出て来ています。右の写真は開花前まで3対の葉を持っていた子株です。ですので外葉は柔らかくなってきていますが、まだだいぶ容積は残っています。


左の写真はもう1つの子株です。こちらは2対しかなかったので、この外葉はかなり縮んで養分を新芽にだいぶ移行させたようです。2週間ほどで完全に干からびそうです。右の写真は中株です。こちらはほぼ干からびました。ただ今回の干からび方は今までと異なりちょっと危ない感じでした。普通干からびるといっても、古葉に蓄えられた養分を新芽に移行させていくので葉色は新芽と同じ様な色のままで縮んでいき最後に茶色くなり完全に干からびるのですが、今回はまだ古葉が大きなままで一気に古葉全体が柔らかくなり、そのまま干からび始めました。ですから最初表土側のどこかが破けてそこから雑菌が侵入し腐り出したのか、そこから養分が抜け始めたのかと思いましたが、新芽がどんどん膨らんでいったので、なんとか養分の移行は行えたようです。
この4株の後ろからの写真を見て何か気づかれた方はおられるでしょうか?
左上の大株の古葉が、右下の中株のように完全に干からびてしまうのですから、当然新芽は表土から浮いてしまい、ぐらつきます。ですから古葉が完全に干からびると早めに古葉を取り除き、表土を増してやる必要があるのです!!
帝玉の6月以降の管理、育て方ですが、今までとほとんど変わりません。日の出から日の入りまで、直射光でなるべく長い日照時間を与え光合成を最大にさせることです。光合成には水が必要ですが、体内に蓄えた水を使わせると、株が弱りますので、新芽の張りが無くなり少し柔らかくなったら、水やりのサインですのでたっぷり水やりします。ですから帝玉は高温多湿に弱いと言う間違った情報でエアコンの効いた室内に取り込んだり、完全断水なんてことはしないほうが賢明です!
植え替え以降およそ40日間の水やり実績は4回ですので10日に1回の程度のペースです。これからは雨の日が多くなり光量も日照時間も確保出来なくなりますので、光合成を少しでも活性させるために、微量元素を含んだハイポネックスハイグレードシリーズの薄い液肥を月に1回、微量元素のみを含んだ活力剤は月2回程度与えます。これからの4ヶ月間は古葉が縮んでしまえば見た目はたいした変化はありませんが、秋の新芽と翌年の花芽形成の大変重要な時期ですので、とにかく長い日照時間を与えることが重要です!!!
帝玉を育ててみたい方は、このブログに投稿した内容を1つのHPにまとめてありますのでご覧下さい。
今日のこよみ
日の出 04:42
日の入 19:11
月の出 23:29
月の入 10:39
正午月齢 20.1
パキフィツム属 桃美人
千代田の松はこれまで何度か出ていますが、2回目の登場、パキフィツム属 桃美人(Pachyphytum oviferum)です。新芽も何枚か出て、株も1回り大きくなっていますが、少し節間が空いてきていますので若干徒長気味です。

培養土をマミラリア標準培養土をベースにバーミュキュライトを5%加えたといえかなり軽めにしたことと、2.5号の素焼き鉢を使ったことで、とにかく乾きすぎて、天気が良ければ毎日の水やりになってしまいました。それでも帝玉やリトープスと一緒に置いていたので、しっかり詰まっていたのですが、先日の工事の間室内取り込みで、直ぐに徒長しました。紫外線は今が最も強い時期ですので、それでも全く焼けませんので、紫外線には強いようです。ただ真夏の40度を超えるような高い温度条件で強光線に耐えられるかどうかは分かりませんので、様子を見ながら遮光するかどうか決めようと思っています。真冬に植え付けたので、なかなか根が張らず、最初は少しの風で株が倒れていましたが、今では株を持って鉢を持ち上げられるまでしっかり根を張ってくれましたので、安心です!2月から今日まで育ててみた感じでは、寒さにも強く、長い日照さえ与えておけば手がかからない、育てやすい品種と思われます。この夏無遮光で過ごしてくれれば何もすることのない強健種と言えそうです!!
晴れ間はありませんが、薄い曇ですのでわりと明るく感じられます。風も強く少し涼しいです。
今日のこよみ
日の出 04:42
日の入 19:11
月の出 23:29
月の入 10:39
正午月齢 20.1

培養土をマミラリア標準培養土をベースにバーミュキュライトを5%加えたといえかなり軽めにしたことと、2.5号の素焼き鉢を使ったことで、とにかく乾きすぎて、天気が良ければ毎日の水やりになってしまいました。それでも帝玉やリトープスと一緒に置いていたので、しっかり詰まっていたのですが、先日の工事の間室内取り込みで、直ぐに徒長しました。紫外線は今が最も強い時期ですので、それでも全く焼けませんので、紫外線には強いようです。ただ真夏の40度を超えるような高い温度条件で強光線に耐えられるかどうかは分かりませんので、様子を見ながら遮光するかどうか決めようと思っています。真冬に植え付けたので、なかなか根が張らず、最初は少しの風で株が倒れていましたが、今では株を持って鉢を持ち上げられるまでしっかり根を張ってくれましたので、安心です!2月から今日まで育ててみた感じでは、寒さにも強く、長い日照さえ与えておけば手がかからない、育てやすい品種と思われます。この夏無遮光で過ごしてくれれば何もすることのない強健種と言えそうです!!
晴れ間はありませんが、薄い曇ですのでわりと明るく感じられます。風も強く少し涼しいです。
今日のこよみ
日の出 04:42
日の入 19:11
月の出 23:29
月の入 10:39
正午月齢 20.1