2輪同時開花の黄鳴弦玉
昨日の予想通り、本日から開花が始まった柘榴玉系(ザクロギョクケイ)の黄鳴弦玉(キメイゲンギョク Lithops bromfieldii var.insularis 'Sulphurea' C362 )です。2輪見事に同時開花させました!画像はクリックすると大きくなります。

昨年は10月8日に開花が始まり、10月24日まで開花していました。今年は株が小さい事もあり3日遅れましたが、よく頑張っていると思われます。花径は昨年は株とほぼ同じサイズの28mmでしたが、今年は20mmです。株の横幅も20mm程ですので、これぐらいが精一杯と思われます。昨日から2輪同時開花したダブネリーも本日開花していましたので、トレーを移しました。ダブネリーも黄鳴弦玉も分頭し株が小さいので、万が一交配してしまい結実が出来てしまうと株が弱ってしまいますので、絶対交配しないようにしないといけません。右の株は花紋玉系(カモンギョクケイ)のトップレッドSS(Lithops karasmontana subsp.karasmontana var.karasmontana'Top Red'S.S )ですが、昨日もこの時間だとけっこうシワが出ていましたが、朝になるとパンと張っているので、水やりはまだしなくても大丈夫でした。今日は昨日より気温も低く日照も少なかったのでシワも余り出ていないようです。
リトープスの管理、育て方ですが、なるべく長い日照時間が取れる場所に置き管理します。リトープスの自生地の年間日照時間は3100~3500時間ほどあり世界でも最も晴天率の高い場所です。日本では長いところでも2200時間ほどで京都は1800時間ほどしかありません。ですから日照時間の短さはリトープスを栽培する上で致命的になりやすいと考えています。我が家のリトープスは夏場50度に達する庇の上でずっと直射光下で黒のプラ鉢を使って栽培していましたが、溶けたり日焼けして枯れたりする品種はありませんでした。ただ小さな苗は厳しい環境では生長しにくくなるようですので、水やりを多くするか、白のプラ鉢や2重鉢などで鉢内温度を下げるか、少し遮光をしたほうがいいでしょう。ですが遮光は30%程度に留めた方が良いと思います。またリトープスの側面は本来陽が当たってはいけない場所ですので、側面の大部分を土の上に出している場合はその部分が日焼けして株が傷みますし、下手をすれば枯れます。また脱皮後の枯れ葉は本来その側面を守る役割をしていますので、剥がさないようにしなければいけません。約1年培養液栽培しても強光線と長い日照時間があれば徒長しませんでしたので、水やりは1年を通じて週に一回ぐらいのペースです。ただし真夏は2、3日に一回ぐらいのペースで与えたときもありました。脱皮中も根の先が乾かないように、鉢の下1/3から半分を水に浸ける腰水で与えています。リトープスの自生地の緯度は南回帰線近辺にあり、夏は真上から日が照りつけます。標高も高いところが多く日本の都市部の陽射しなど比べものにならないほど強いのです。また標高1000m近辺でも40度を超え、低いところでは50度を超えるような場所もあるようです。有名なコール博士の栽培場でも50度に達する時があるようです。ですから大きな鉢で地植えに近い環境を作ってやればどんな品種でも日本の夏の陽射しや暑さに耐えられるはずなのです。ところがそれを小さな鉢で栽培するから難しくなるのですよね!でも場所がありませんしねぇ!!
南アフリカの研究者の話ではリトープスは植え替えを嫌うようで3、4年は植え替え無い方がいいみたいです。ですから30cm*22.5cm深さ12.5cmという、でかい鉢で栽培されているようです。また我が家の白花黄紫勲は地植えされていた株で、頂いた時に根は木質化した太い根が10cm以上着いていました。これからするとなるべく深い鉢で栽培するのが適しているように思います。
今日のこよみ
日の出 05:59
日の入 17:28
月の出 19:34
月の入 08:38
正午月齢 16.9

昨年は10月8日に開花が始まり、10月24日まで開花していました。今年は株が小さい事もあり3日遅れましたが、よく頑張っていると思われます。花径は昨年は株とほぼ同じサイズの28mmでしたが、今年は20mmです。株の横幅も20mm程ですので、これぐらいが精一杯と思われます。昨日から2輪同時開花したダブネリーも本日開花していましたので、トレーを移しました。ダブネリーも黄鳴弦玉も分頭し株が小さいので、万が一交配してしまい結実が出来てしまうと株が弱ってしまいますので、絶対交配しないようにしないといけません。右の株は花紋玉系(カモンギョクケイ)のトップレッドSS(Lithops karasmontana subsp.karasmontana var.karasmontana'Top Red'S.S )ですが、昨日もこの時間だとけっこうシワが出ていましたが、朝になるとパンと張っているので、水やりはまだしなくても大丈夫でした。今日は昨日より気温も低く日照も少なかったのでシワも余り出ていないようです。
リトープスの管理、育て方ですが、なるべく長い日照時間が取れる場所に置き管理します。リトープスの自生地の年間日照時間は3100~3500時間ほどあり世界でも最も晴天率の高い場所です。日本では長いところでも2200時間ほどで京都は1800時間ほどしかありません。ですから日照時間の短さはリトープスを栽培する上で致命的になりやすいと考えています。我が家のリトープスは夏場50度に達する庇の上でずっと直射光下で黒のプラ鉢を使って栽培していましたが、溶けたり日焼けして枯れたりする品種はありませんでした。ただ小さな苗は厳しい環境では生長しにくくなるようですので、水やりを多くするか、白のプラ鉢や2重鉢などで鉢内温度を下げるか、少し遮光をしたほうがいいでしょう。ですが遮光は30%程度に留めた方が良いと思います。またリトープスの側面は本来陽が当たってはいけない場所ですので、側面の大部分を土の上に出している場合はその部分が日焼けして株が傷みますし、下手をすれば枯れます。また脱皮後の枯れ葉は本来その側面を守る役割をしていますので、剥がさないようにしなければいけません。約1年培養液栽培しても強光線と長い日照時間があれば徒長しませんでしたので、水やりは1年を通じて週に一回ぐらいのペースです。ただし真夏は2、3日に一回ぐらいのペースで与えたときもありました。脱皮中も根の先が乾かないように、鉢の下1/3から半分を水に浸ける腰水で与えています。リトープスの自生地の緯度は南回帰線近辺にあり、夏は真上から日が照りつけます。標高も高いところが多く日本の都市部の陽射しなど比べものにならないほど強いのです。また標高1000m近辺でも40度を超え、低いところでは50度を超えるような場所もあるようです。有名なコール博士の栽培場でも50度に達する時があるようです。ですから大きな鉢で地植えに近い環境を作ってやればどんな品種でも日本の夏の陽射しや暑さに耐えられるはずなのです。ところがそれを小さな鉢で栽培するから難しくなるのですよね!でも場所がありませんしねぇ!!
南アフリカの研究者の話ではリトープスは植え替えを嫌うようで3、4年は植え替え無い方がいいみたいです。ですから30cm*22.5cm深さ12.5cmという、でかい鉢で栽培されているようです。また我が家の白花黄紫勲は地植えされていた株で、頂いた時に根は木質化した太い根が10cm以上着いていました。これからするとなるべく深い鉢で栽培するのが適しているように思います。
今日のこよみ
日の出 05:59
日の入 17:28
月の出 19:34
月の入 08:38
正午月齢 16.9
帝玉の植え替え
株同士がぶつかっていたり、鉢の縁に当たっていたりしていた実生1年半のプレイオスピロス属 帝玉(Pleiospilos nelii)くんたち、3鉢14株を植え替えました。画像はクリックすると大きくなります。

帝玉は新芽が出てくるときに、古葉が綺麗に開ききらないと、新芽の生長が遅くなったり、また形が悪くなったりします。また鉢の縁や隣の株に古葉がぶつかり開ききらないと、合着面が裂けて実割れしてしまいます。そうなると体液が流出して古葉が枯れやすくなったり、枯れないまでも新芽の生長が遅くなります。割れた場所にもよりますが、そこから腐る可能性も考えられます。ですので株がぶつかりだしたら、直ぐに植え替えるのがいいのです!ということでやっと用土が乾いたので朝一で抜きました。一鉢4、5株植え付けていたので、絡み合った根を解すだけでもけっこう根が切れてしまいました。でも長いので20cm近くは残っています。右の写真は根を整理したところです。あまり長く残すと鉢底から直ぐに根が出てしまうので、5cmほどに切り詰めました。このあと消毒と根ジラミ対策で根に消毒用アルコールを散布しました。何故か消毒用アルコールで消毒するようになってから根ジラミは皆無になりました。

一鉢増やして、4号深鉢4ヶに植え付けました。やや大きめな株は一鉢に3ヶ、小さめな株は一鉢4ヶとしました。用土は先日植え替えた実生1年の帝玉で使っていた古土にHCのサボテン多肉用土を少し加えたものです。植え付けたら即頭からたっぷり水やりして綺麗にしました。このブログでは何度も書いていますが、帝玉やリトープスは必ず植え付けたら水やりします。水が無いと発根しません。それと株の汚れは光合成にも影響でますので、たっぷり水やりするときは、頭から蓮口でかけたり、スプレーヤーで洗っています。多少新芽の生長は後れますが、これで実割れ等の心配はなくなりました。水を直ぐに吸える細い根もかなり残して植え込んでいるので、1週間は水が切れないように管理すれば、遮光などせず元の場所に直ぐに戻しても大丈夫です。
今日のこよみ
日の出 05:59
日の入 17:28
月の出 19:34
月の入 08:38
正午月齢 16.9


帝玉は新芽が出てくるときに、古葉が綺麗に開ききらないと、新芽の生長が遅くなったり、また形が悪くなったりします。また鉢の縁や隣の株に古葉がぶつかり開ききらないと、合着面が裂けて実割れしてしまいます。そうなると体液が流出して古葉が枯れやすくなったり、枯れないまでも新芽の生長が遅くなります。割れた場所にもよりますが、そこから腐る可能性も考えられます。ですので株がぶつかりだしたら、直ぐに植え替えるのがいいのです!ということでやっと用土が乾いたので朝一で抜きました。一鉢4、5株植え付けていたので、絡み合った根を解すだけでもけっこう根が切れてしまいました。でも長いので20cm近くは残っています。右の写真は根を整理したところです。あまり長く残すと鉢底から直ぐに根が出てしまうので、5cmほどに切り詰めました。このあと消毒と根ジラミ対策で根に消毒用アルコールを散布しました。何故か消毒用アルコールで消毒するようになってから根ジラミは皆無になりました。

一鉢増やして、4号深鉢4ヶに植え付けました。やや大きめな株は一鉢に3ヶ、小さめな株は一鉢4ヶとしました。用土は先日植え替えた実生1年の帝玉で使っていた古土にHCのサボテン多肉用土を少し加えたものです。植え付けたら即頭からたっぷり水やりして綺麗にしました。このブログでは何度も書いていますが、帝玉やリトープスは必ず植え付けたら水やりします。水が無いと発根しません。それと株の汚れは光合成にも影響でますので、たっぷり水やりするときは、頭から蓮口でかけたり、スプレーヤーで洗っています。多少新芽の生長は後れますが、これで実割れ等の心配はなくなりました。水を直ぐに吸える細い根もかなり残して植え込んでいるので、1週間は水が切れないように管理すれば、遮光などせず元の場所に直ぐに戻しても大丈夫です。
今日のこよみ
日の出 05:59
日の入 17:28
月の出 19:34
月の入 08:38
正午月齢 16.9