脱皮が始まったグローエンドライエンシス

曲玉系(マガタマケイ)Lithops pseudotruncatella subsp.groendrayensis C246 グローエンドライエンシスです。脱皮が始まりました!画像はクリックすると大きくなります。

脱皮が始まったグローエンドライエンシス

前回の脱皮は今年の2月の初め頃から始まりましたが、今年は開花しなかったこともあり、かなり早い脱皮開始になりました。曲玉系はもともと夏咲きですので、初秋から晩秋にかけて咲く品種に比べれば、脱皮は1、2ヶ月早く始まってもおかしくはありませんが、今年は花芽を着けなかったことでさらに早い時期から脱皮が始まったようです。心配していた内部での枯れた花芽の癒着はたぶんなさそうな様子に見えますが、さすがにこの程度の開きではまだ安心できません。

グローエンドライエンシスの自生地はナミビアの首都Windhoek(ウィントフック)からおよそ80Km南のrehoboth(リホボス、レホーボス)の南側と南南東で、主産地はグローエンドラーイ農場。標高は1400m前後ですが、夏場の最高気温は36度を越え、また冬場の最低気温はマイナス4度まで下がるようです。100m高くなるごとにおよそ0.65度程度気温が下がりますので、もし0mの低地なら、45度を超える強い陽射しだと言うことです。緯度は南緯23度前後ですので、京都に比べると、12度も太陽高度が高く、夏場は真上から太陽光が降り注ぎますので、この事からも陽射しは京都とは比べものにならないほど強いと言えます。しかも標高も高いですから、さらに陽射しは強くなります。ですから遮光はまったく必要ありません。年間降水量は250~360mmほどで、冬の5月から9月の各月の降水量は5mm以下のようです。

これからのグローエンドライエンシスの管理、育て方ですが、これまで通り直射光下に置き長い日照時間を与えます。気温が下がっていきますし、脱皮開始ということで水やりはこれまでよりはかなり控えますが、完全断水はしません。小さな鉢で、保水力の少ない用土を少量しか使わない栽培環境では2週間も断水すれば、鉢底までカラカラに乾き、根が干からびてしまいます。水を吸えない根なんてあっても意味がありませんので、根が干からびない最低限度の水やりも必要だと考えています。ですからこの時期は表土からたっぷりと水やりする必要は無く、鉢の下から1/4~1/3程度をバケツに張った水に数秒間浸すような腰水で与えています。

今日は椿2本、珊瑚樹、金木犀、山茶花の剪定と雑草抜きをしました。今年はどの木もかなり太い枝を間引いたりしてるので、剪定鋏を使うというより、のこぎりの方が活躍しています。先ほどから雨が降ってきました。

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脱皮が始まった日輪玉

今年6月8日にHCから我が家にやって来た、日輪玉系(ニチリンギョクケイ)の日輪玉(Lithops.aucampiae subsp.aucampiae var.aucampiae)ですが、4株中2株の脱皮が昨日から始まりました!写真は昨日28日のものです。画像はクリックすると大きくなります。

脱皮が始まった日輪玉 脱皮が始まった日輪玉

株のサイズは22mm*18mmが2ヶ、18mm*15mmが2ヶですが、左の写真が大きい株の1つで、右の写真が小さい株の一つです。どちらも少し開いた口からライトを当てると新芽が見えます。また左の写真のサムネイルでは分かりませんが、開いた口の左端から少し亀裂が外側に入っているのが拡大画像だと分かります。この時期の脱皮は早すぎると思われるかもしれませんが、たぶん小さな苗はこの時期から脱皮を開始するのだと思います。昨年1月にブロ友さんから群仙園さんの苗を頂きましたが、その時小さな苗は脱皮がけっこう進行していました。またグローエンドライエンシスのような夏咲き種も脱皮が早い可能性もあります。

日輪玉の自生地は南アフリカ共和国、北ケープ州、クルマン(Kuruman)、フライバーグ(Vryburg)、ニーケルクスフープ(NieKerkshoop)を結んだ大三角地帯で主産地はポストマスバーグ(Postmasburg)です。緯度は南緯28度前後ですので、京都よりは7度も太陽高度が高く、標高も1300m近辺ですので、陽射しははるかに強いようです。年間の降水量は120mm~250mm程度のようで、主に春から秋に雨が降る地域です。

これからの日輪玉の管理、育て方ですが、これまで通り直射光下に置き長い日照時間を与えます。気温が下がっていきますし、脱皮開始ということで水やりはこれまでよりは控えますが、完全断水はしません。降水量120mmというと、昨今の日本ではたった1時間で降る雨量です。しかし降水量120mmというと1m四方の土地に、120Lの雨水が入るのです。また島田氏の著書、「生ける宝石リトープス」に載っている自生地の写真や、ネットで調べてみても、けっこう乾季の時期でも雑草や低木に緑が残っています。つまり乾季であっても水はある程度利用できる環境にあると思えるのです。それともう1つは脱皮中は古葉から新芽に体液を移動させるわけですが、それにもエネルギーは必要です。エネルギーはほとんどが光合成により作られるわけですから、必ず水が必要になるのです。この時の水を体内に蓄えた水から使用すると、脱皮時に新芽が小さくなってしまったりするのです。さらに、帝玉もそうですが、根が乾燥に弱いと言うことです。小さな鉢で、保水力の少ない用土を少量しか使わない栽培環境では2週間も断水すれば、鉢底までカラカラに乾き、根が干からびてしまいます。水を吸えない根なんてあっても意味がありませんので、根が干からびない最低限度の水やりも必要だと考えています。ですからこの時期は表土からたっぷりと水やりする必要は無く、鉢の下から1/4~1/3程度をバケツに張った水に数秒間浸すような腰水で与えるのが良いのです!ただし成株になり開花し結実したような苗はまた違います。植物にとって結実は最大のイベントで最もエネルギーを使います。ですから脱皮開始もかなり遅れますので、それまでは十分に水、肥料を与えて株の疲労を防ぐことも必要だと考えています。

午前中雨が降ったり止んだりでしたが、午後からは時折陽が射してきました。

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帝玉成株の新芽の生長状況4!

前回11月14日にプレイオスピロス属 帝玉(Pleiospilos nelii)の成株くん達の新芽の生長状況をご紹介しましたが、それからおよそ2週間経った新芽の生長具合を比較してみました。右側の写真はすべて11月14日のものです。画像はクリックすると大きくなります。

新芽生長帝玉大株 新芽生長帝玉大株

まずは5号鉢で栽培している単頭の大株くんです。新芽も生長してはいますが、やや停滞気味です。左右方向はやはり開きにくいようです。でも上下にはだいぶ伸びて来ているので、あともう少し生長すれば花芽が上がってきそうです。

新芽生長帝玉大株 新芽生長帝玉大株

新芽生長帝玉大株 新芽生長帝玉大株

こちらも5号鉢で栽培している分頭大株くんです。正しく対になっている株も片葉から出て来た株も大変順調そうです。特に正しく対になっている上の新芽はかなり大きくなっているので、まもなく花芽が上がってくると思われます。

新芽生長帝玉中株 新芽生長帝玉中株

新芽生長帝玉中株 新芽生長帝玉中株

新芽生長帝玉中株 新芽生長帝玉中株

こちらは4号鉢栽培している中株3株です。3株とも綺麗に新芽が生長しています。新芽の体積もかなり増えてきているのが分かります!特に真ん中の株は口が少し開いて来ましたので、花芽が上がってきているのだと思われます。下の株も写真では分かり難いのですが、少し開いて来ている感じがしますので、まもなく花芽が確認でいると思います。

新芽生長紅帝玉 新芽生長紅帝玉

こちらも4号鉢で栽培している紅帝玉くんです。気温が下がりさらに赤みが増してきたようです。新芽の生長も大変順調です。しかし左脇から出ていた花芽は完全に見えなくなってしまいました。たぶんこのまま新前が生長し、その間から花芽を上げて来てくれると思います!

新芽生長実生帝玉 新芽生長実生帝玉

こちらは2013年の春実生の帝玉です。先日古葉同士がぶつかり始めたので、植え替えました。根もしっかり張ったようで新芽も一気に生長しました。口が少し開いてきていますので、まもなく花芽が確認出来ると思います。

植え替えた2013年夏実生帝玉

これらは2013年の夏実生苗です。植え替えて8ポットが13ポットになりました。1ポットはかなり色が悪かったり生長の遅い苗をまとめました。少し遮光下で水を切らさず別管理しますので、写ってはいません。この2013年の夏実生苗は現在50ポットになり、まだ植え替えていないのがそのうち8ポットです。でもこの8ポットは古葉が綺麗に開いている苗が多いので植え替え無くても問題の無いのが多いのですが、鉢から猛烈に根が出てきていますので、やはり植え替え無くてはいけません。それに2年ぐらいまでの実生苗は根を短く切り新根を伸ばさせた方が生長がはるかに良くなりますので、植え替えで生長させるといってもいいと思います。帝玉の植え替えはこれまで全ての月で行ってきていますが、まったく問題ありません。実生の植え替えは以下のようにおこなっています。
抜く前に鉢に用土を入れ準備します。
抜いたら直ぐに根を切り、消毒用アルコールを散布して2、3分乾かしたら直ぐに植え付けます。
200倍のメネデールで水やりして終わりです。
とにかく抜いたら直ぐに植え付けることが重要です。ですから8ポット植え替えるときも2ポットごと抜いては植え付けています。8ポット分まとめて抜くと時間がかかり、帝玉の真っ白な根が茶色くなってしまいます。また抜く前も水を切りすぎると根が茶色く枯れてしまうので、鉢底に湿り気が残るぐらいで抜いています。
用土は通気性さえある程度よければ、これぐらいの苗のサイズそしてポットの大きさでは用土を選びません。HCのピートモスメインの挿し木、種まき用土と赤玉1:1でいくつか植え付けましたが、まったく問題ありませんでした。肥料は半年で植え替えるので、1~2ヶ月もつ緩効性肥料で十分です。

日輪玉とグローエンドライエンシスの脱皮が始まりました!

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花芽が上がってきた多彩玉

およそ8ヶ月ぶりの登場、エリオシケ属(旧ネオポルテリア属) 多彩玉(Eriosyce senilis)くんですが、花芽が上がってきていました!画像はクリックすると大きくなります。

花芽が上がってきた多彩玉

これまで花芽の上がりが最も早かったのは、2011年の12月29日なので、およそ1ヶ月早く上がって来たわけです。この写真ではまだ花芽かどうか分からないほど微妙ですが、2009年から旧ネオポルテリアを見てきた限りでは、このアレオーレの膨らみは間違いなく花芽です。花芽が早く上がって来た要因として今年は植え替え無かったのが、良かったのではないかと考えています。やはり植え替えるとそれだけ根を張るのにエネルギーを費やします。ですから用土の通気性が十分あり、鉢底から根が出てきていなければ植え替え無くても特に問題はありません。用土に混ぜた緩効性肥料はほぼ切れていると思いますが、私の場合水やり代わりに液肥をいつも与えているので、肥料不足になることはありません。なぜほぼ切れていると書いたかというと、マグアンプK中粒は肥効が1年間続きます。もう植え替えてから1年4ヶ月になりますから完全に切れていると考えがちです。こういった緩効性肥料は毎日から2日に1回程度の水やりをして肥料分が徐々に溶け出し、1年ほどで全てが流れ出すように作られています。しかしサボテン、多肉栽培では、水やり回数が極端に少ないため、通常よりかなり長く肥効が続き、中粒なら2~3年ぐらい持つと思います。この事を考慮して私の場合、水さしで上から水やりするだけではなく、バケツに張った水に鉢を20~30秒ほど浸けて、十分に緩効性肥料を溶け出させています。ですから1年4ヶ月経っているので、ほぼ切れていると書いたのです。緩効性肥料の恩恵を十分受けるには、私のやっているような腰水での水やりが必要になってくるのです。あとは用土に混ぜ込まずに、表土に置き、水さしで水やりする時に、緩効性肥料にかけながら、十分溶かし出し与えるのが、良いのです!!こちらのほうが肥料を切りたいときに簡単に切れるメリットもあります!

今日は良い天気でした!

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カットした野ばらの精その後!

およそ7ヶ月ぶりの登場、エケベリア属 野ばらの精(Echeveria cv.)達です。画像はクリックすると大きくなります。

脇目が出て来たカット後の野ばらの精 脇目が出て来たカット後の野ばらの精

親株は生長点近くから4ヶも花軸が上がり、かなり格好悪くなりましたので、花後に頭をテグスカットしました。それからおよそ6か月、いろんな所から脇芽が一杯出て来ました。左の写真の様にカットした場所から出て来ているのには十分陽が当たるので、生長も早く良い形です。でもカットした所より少し下から出て来た物は右の写真の様に上下の葉に押され、また陰になるため形が綺麗になりにくいのが欠点です。数えたら全部で脇芽は7ヶありました。ただ我が家の野ばらの精は葉挿しをいくつか試みましたが、グラプトの血の濃い白牡丹に比べるとかなり成功率が低かったので、増やすにはカットして脇芽を出させるのが確実です。カットした上部は火祭りや星の王子と寄せ植えに子株共々突っ込んであります!

脇目が出て来たカット後の野ばらの精 脇目が出て来たカット後の野ばらの精

こちらは株分けした子株2株です。こちらも親と同じ時期にテグスカットしました。この2株にもいろんな場所から脇芽が出て来ましたが、写真でも分かる様に、葉に押されたり、脇芽同士がぶつかって2鉢で9ヶの脇芽が出て来ていますが、綺麗な形のが1つもありません。ですからテグスカットしたときに、上の葉をかなり外して茎を剥き出しにして置いた方が、もしかして葉の外れた節から綺麗に脇芽が出てくれる気がします。茎だけにした白牡丹棒は良い感じで脇芽が出てくれましたからねぇ!まあでも野ばらの精もたくさんあっても仕方ないので、来年実験するかどうかは分かりません!!!

雨が先ほどからまた降り始めました。

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comet

Author:comet
京都在住です。
サボテン、リトープスなどのメセン、アロエや草花などいろんな植物を栽培中です!培養液栽培などもおこなっています!!

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