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帝玉のいろいろな症状や状態について

プレイオスピロス属 帝玉(Pleiospilos nelii)を栽培している時に出くわす、いろいろな症状、状態について紹介します。画像はクリックすると大きくなります。

実割れした実生帝玉 実割れした実生帝玉

まずは実割れです。だいたい株径(対の長さ)5cmぐらいまでに起こりやすい。株が大きくなると新芽が一気に生長することはありません。しかしまだ小さな苗は新芽の生長も早いので、実割れしやすいのだと思います。左の写真の様な実割れは新芽が出ている時に、古葉が鉢の縁にぶつかっていたり、隣の株とぶつかっていたりする時に起こります。つまり古葉が十分に開けないことが原因です。我が家の様に数百株の実生をしているとかなり詰め込んでいるので、全体の2~3%程度は実割れが出ます。しかし右の写真の実割れはこれまで4株とかなり少なく、滅多にありませんのではっきりした原因は分かりませんが、水やりがやや多すぎた可能性が高いです。

実割れした実生帝玉

こちらは上のどちらの症状も出た苗です。こんな苗は700株中1株しかありません。

ダニにやられた跡 日焼けとダニにやられた跡

次はダニの被害です。大きな苗は肌が強いせいか、左の写真の様に小さな点状で現れますが、小さな苗は結構広い面積でやられ茶色くなってしまいます。やられた面積が広いと光合成不足になりやすいので子苗はかなり注意した方がいいようです。また表土と接している面や古葉の内側もやられやすいです。でもどうしても強光線で管理していると表土はたいへん乾きやすいので、ダニが発生しやすくなります。ダニの被害は2~4ヶ月後に現れますので、被害の跡を発見した時は既に時遅しです。ですから殺ダニ剤の定期的散布をしたほうが綺麗に育てられるとは思います。私は農薬嫌いなので帝玉ではほとんど散布したことがありません。右の写真はこちらも滅多にありませんが軽い日焼けの跡です。新芽の内側はわりと日焼けし易いのですが、水切れさせてかつ湿度がたいへん低く、風が強くて、強光線下だと起こる場合もあるようです。新芽が焼けたのは我が家でこの1株だけです。

徒長した実生帝玉 水切れ実生帝玉

左の写真は徒長した株です。右横の赤みを帯びてしまった株をなんとか生長させようと水やりが多すぎた結果、ちゃんとした株ならこのように徒長してしまいます。逆に言うと普通ならこんなに簡単に徒長してしまうような条件下でも一度水切れで赤くしてしまった株はなかなか動かないのです!右の写真も赤くしてしまった株です。これぐらいの色になる前に水やりしないとこのサイズ(2cm強)の株は生長が止まってしまいます。

花芽を着けた3対葉の実生帝玉

こちらは三対の葉を持ちながら花芽を上げて来た2013年春実生の帝玉です。今のところこの1株だけですが、私としては理想的な状態と思っています。帝玉をリトープスやアルギロデルマ属金鈴、同属の青鸞や鳳卵と同じように常に一対の状態が普通だと思われている方が未だおられるようですが、間違いです。帝玉は十字対生葉を二対から四対もつのです。上述の方などは新芽が出てきたら水やりを控えるとか断水とかされている様ですが、そんなことをすれば古葉が枯れまた一対になり、、花芽も上がってきません。例え花芽が上がってきても開花結実まで体が持ちません。また培養液栽培の結果からも、新芽が出ている時が最も培養液の減りが大きかった事からも、この時期帝玉は最も水を欲しがるのです。大きな株なら二対でも開花結実まで問題無くいけますが、この株のようにまだ2年も経っていない株で開花結実までいこうとなるとやはり二対では心許ない、だから三対が理想的だといっているのです。何故こんな小さな株で結実させるかというと、もし赤系統、紫系統の花色だったら紅帝玉と相互交配するためです。もちろんノーマル色や黄系統なら花色を確認して直ぐにカットします。

実生をするとこんな変わった形分頭苗などが出て来ます!詳しくはリンクしておきましたので各ページをご覧下さい!

帝玉の実生についてHPにまとめましたので、よろしかったらご覧下さい!

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仕立て直したい桃美人

単独での登場はおよそ8ヶ月半ぶりの、ベンケイソウ科パキフィツム属 桃美人(Pachyphytum oviferum)です。画像はクリックすると大きくなります。

暴れた桃美人 桃美人の花芽

脇芽が伸びたり、引っ掛けて葉を落としたり、そして徒長させたりしてめちゃくちゃ暴れてしまいました。左の写真の左に傾いているのが元々の株でほぼ真っ直ぐに立っているのが最初に出た脇芽です。その右奥にももう1つ脇芽が出ています。株元にも4つの脇芽が出て、しかも落ちた葉から新芽が出ていてかなり株元もごちゃごちゃです。後ろの月兎耳は25cmを軽く越えているので、あまり大きくは見えませんが、表土から先端まで高さが16cmにもなっています。ですからバッサリと切り戻し、脇芽は全て挿し木にして、仕立て直したいのですが、さすがにこの気温では難しいです!右の写真は元の株の生長点付近です。外側の花芽は左の写真でも見えていますが、内側にももう1つ花芽が上がってきているようです。それと花芽が上がってきている状態で切り戻すとかなり負担が大きくなるので、花芽をカットしなければなりません。まだこの大きさだとカットするのも面倒ですし、葉に傷をいっぱい着けてしまいそうなので、この点からももう少ししてからの方が良さそうです。これまで挿し木はしたことがありませんが、葉挿しはけっこう気温が高くないと発根はしますが、新芽がかなり出にくいので、切り戻すなら少なくとも最高気温が20度を超えるあたり、京都では3月の終わり頃が最適かと思います!

今日も朝から雨が降ったり止んだりです。でも時折陽が射します。先日大手術をした白蛇丸ですが、カットした部分が収縮し始めて2株がそちらに引っ張られるようになりました。それと3頭でバランスが取れていたのが2頭になったためバランスがさらに崩れかなり変な形になりそうなので、2頭をまとめてカットした方が良さそうです。今日はまだ雨が降っていますので、晴れたら明日にでも切る予定です!

また発芽が始まった実生雪晃!

2014年夏実生の雪晃のポットで未発芽だった種子から上の写真の赤丸のところで発芽が始まりました。特に何もしていませんし、この気温が低いときに発芽するなんて驚きました!

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花芽が上がってきた雪晃子株

およそ10ヶ月ぶりの登場、パロディア属(旧ブラジリカクタス属) 雪晃(せっこう Parodia haselbergii )子株くんです。花芽が上がってきました!画像はクリックすると大きくなります。

花芽が上がってきた雪晃子株

一週間ほど前から花芽になるアレオーレの変化があるのは分かっていたのですが、さすがにこんなのばかりではと思い、少し色が分かるまで待っていました。サムネイルの写真でも2ヶの薄い朱色の膨らみが分かると思います!2012年に開花株になって以降毎年花芽を上げてくれますが、今年は2012年に次いで早い花芽の上がりになりました。でも開花はいつも遅く4月にならないと開いてくれません。しかし今年は昨年よりも少しは大きくなって来ていますので、もう少し早く開花してくれるかもしれません。昨年また開花させたのが悪かったのか、大株や中株にはまだ花芽が上がってきていません。特に大株は花がらの位置がまだほとんど動いていませんので、今年は花はおそらく無理です。子株はこれより少し小さいのがもう1株ありますが、こちらはなかなか開花株にはなってくれません。ですから今年はこの子の花しか見られないかもしれません。この子の種で昨年の実生苗が100本以上ありますが、まだ2mm程です。生育にはかなり高い気温が必要なようで、無加温では生長がめちゃくちゃ遅いようです。いつも思うのですがPCの排気でなんとか加温できないでしょうかねぇ!35度ぐらいの温度はあるはずなので!!

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京都在住です。
サボテン、リトープスなどのメセン、草花から樹木までいろんな植物を栽培中です!培養液栽培などもおこなっています!!

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