発芽率100%だったシュリンズキアーナ
1月24日に播種、25日から発芽が始まったフライレア属 シュリンズキアーナ(Frailea schilinzkyana)ですが、昨日で蒔いた12本全てが発芽し、またまた発芽率は100%でした!右の写真は1月27日のものです。トリミングはほぼ同じですが、カメラとレンズが違うの見え方が少し異なりますがご勘弁を!画像はクリックすると大きくなります。

たった12本ですので、発芽が揃うのも早いはずですが、それでも今の室温(2度~20度)を考えればかなり早く出揃ったと思います。またけっこう生長も早く、大きい苗で3mmほどになっています。夏の士童やシュリンズキアーナの実生で液肥を与えても与えなくても生長が早いと書いていますが、今回も液肥は与えていませんし、バーミキュライト単粒で肥料無しですので、それを考えれば生長はかなり早いです。また親株は先日の猛烈な寒波でも全く平気でビニール温室で過ごしましたので、耐寒性もかなりあるようですので、この実生苗も今の室温でも十分なのかもしれません!
前回も書いていますが、種子のぬるま湯吸水の効果を確かめるために、明日から海王丸、雪晃、黄雪晃で実験することにしました。
今日は良く晴れて日中気温もかなり上がりました。ビニール温室内も35度まで上がっていました。
今日のこよみ
日の出 06:57
日の入 17:24
月の出 --:--
月の入 10:45
正午月齢 21.1


たった12本ですので、発芽が揃うのも早いはずですが、それでも今の室温(2度~20度)を考えればかなり早く出揃ったと思います。またけっこう生長も早く、大きい苗で3mmほどになっています。夏の士童やシュリンズキアーナの実生で液肥を与えても与えなくても生長が早いと書いていますが、今回も液肥は与えていませんし、バーミキュライト単粒で肥料無しですので、それを考えれば生長はかなり早いです。また親株は先日の猛烈な寒波でも全く平気でビニール温室で過ごしましたので、耐寒性もかなりあるようですので、この実生苗も今の室温でも十分なのかもしれません!
前回も書いていますが、種子のぬるま湯吸水の効果を確かめるために、明日から海王丸、雪晃、黄雪晃で実験することにしました。
今日は良く晴れて日中気温もかなり上がりました。ビニール温室内も35度まで上がっていました。
今日のこよみ
日の出 06:57
日の入 17:24
月の出 --:--
月の入 10:45
正午月齢 21.1
脱皮が始まったグローエンドライエンシス
およそ4ヶ月ぶりの登場、曲玉系(マガタマケイ)Lithops pseudotruncatella subsp.groendrayensis C246 グローエンドライエンシスです。合着部が割れて、脱皮が始まりました!肌にシミがありますが、これは昨年9月の初めに開花中に雨に当たり花弁が張り付いてしまって取れた後が痛んでしまいました。当初は花弁の黄色い色が肌全体にシミになっていましたが、その色は何度か洗ってやって取れましたが、張り付いていた部分は表面に傷があったようでう、強い陽射しでこんな感じになってしまいました、残念!画像はクリックすると大きくなります。

昨シーズンは年内の12月初めから始まりました。ただその時は開花しなかったので脱皮開始もかなり早くなっていました。その前のシーズンは9月中頃に開花したので、脱皮開始は年開けて2月初めの脱皮開始となりました。そして今シーズンは8月の終わりに開花したので、脱皮は年を越えて数日前から始まったわけです。でも脱皮してくれればこの汚れたシミも無くなってしまいますので、もうしばらくの辛抱です!
グローエンドライエンシスの自生地はナミビアの首都Windhoek(ウィントフック)からおよそ80Km南のrehoboth(リホボス、レホーボス)の南側と南南東で、主産地はグローエンドラーイ農場。標高は1400m前後ですが、夏場の最高気温は36度を越え、また冬場の最低気温はマイナス4度まで下がるようです。100m高くなるごとにおよそ0.65度程度気温が下がりますので、もし0mの低地なら、45度を超える強い陽射しだと言うことです。緯度は南緯23度前後ですので、京都に比べると、12度も太陽高度が高く、夏場は真上から太陽光が降り注ぎますので、この事からも陽射しは京都とは比べものにならないほど強いと言えます。しかも標高も高いですから、さらに陽射しは強くなります。ですから遮光はまったく必要ありません。年間降水量は250~360mmほどで、冬の5月から9月の各月の降水量は5mm以下のようです。
これからのグローエンドライエンシスの管理、育て方ですが、これまで通り直射光下に置き長い日照時間を与えます。気温もまだかなり低いですし、脱皮開始ということで水やりはこれまでよりはかなり控えますが、完全断水はしません。小さな鉢で、保水力の少ない用土を少量しか使わない栽培環境では2週間も断水すれば、鉢底までカラカラに乾き、根が干からびてしまいます。水を吸えない根なんてあっても意味がありませんので、根が干からびない最低限度の水やりも必要だと考えています。ですからこの時期は表土からたっぷりと水やりする必要は無く、鉢の下から1/4~1/3程度をバケツに張った水に数秒間浸し引き上げるというような腰水で与えています。
今日は雨は止みましたが日照はゼロでした。金洋丸中株と多彩玉に花芽が上がってきていました。24日に播種したシュリンズキアーナ12粒ですがすべて発芽しました。やはりフライレアは取り蒔きだと100%発芽です!
今日のこよみ
日の出 06:58
日の入 17:23
月の出 23:10
月の入 10:13
正午月齢 20.1

昨シーズンは年内の12月初めから始まりました。ただその時は開花しなかったので脱皮開始もかなり早くなっていました。その前のシーズンは9月中頃に開花したので、脱皮開始は年開けて2月初めの脱皮開始となりました。そして今シーズンは8月の終わりに開花したので、脱皮は年を越えて数日前から始まったわけです。でも脱皮してくれればこの汚れたシミも無くなってしまいますので、もうしばらくの辛抱です!
グローエンドライエンシスの自生地はナミビアの首都Windhoek(ウィントフック)からおよそ80Km南のrehoboth(リホボス、レホーボス)の南側と南南東で、主産地はグローエンドラーイ農場。標高は1400m前後ですが、夏場の最高気温は36度を越え、また冬場の最低気温はマイナス4度まで下がるようです。100m高くなるごとにおよそ0.65度程度気温が下がりますので、もし0mの低地なら、45度を超える強い陽射しだと言うことです。緯度は南緯23度前後ですので、京都に比べると、12度も太陽高度が高く、夏場は真上から太陽光が降り注ぎますので、この事からも陽射しは京都とは比べものにならないほど強いと言えます。しかも標高も高いですから、さらに陽射しは強くなります。ですから遮光はまったく必要ありません。年間降水量は250~360mmほどで、冬の5月から9月の各月の降水量は5mm以下のようです。
これからのグローエンドライエンシスの管理、育て方ですが、これまで通り直射光下に置き長い日照時間を与えます。気温もまだかなり低いですし、脱皮開始ということで水やりはこれまでよりはかなり控えますが、完全断水はしません。小さな鉢で、保水力の少ない用土を少量しか使わない栽培環境では2週間も断水すれば、鉢底までカラカラに乾き、根が干からびてしまいます。水を吸えない根なんてあっても意味がありませんので、根が干からびない最低限度の水やりも必要だと考えています。ですからこの時期は表土からたっぷりと水やりする必要は無く、鉢の下から1/4~1/3程度をバケツに張った水に数秒間浸し引き上げるというような腰水で与えています。
今日は雨は止みましたが日照はゼロでした。金洋丸中株と多彩玉に花芽が上がってきていました。24日に播種したシュリンズキアーナ12粒ですがすべて発芽しました。やはりフライレアは取り蒔きだと100%発芽です!
今日のこよみ
日の出 06:58
日の入 17:23
月の出 23:10
月の入 10:13
正午月齢 20.1
シワシワの銀冠玉とムチムチの銀冠玉錦と烏羽玉
およそ4ヶ月ぶりの登場、ロホホラ属 銀冠玉(ぎんかんぎょく Lophophora jourdaniana)です。写真は全て昨日1月28日のものです。画像はクリックすると大きくなります。

11月の終わりぐらいまではまだムチムチでしたが、寒さが厳しくなり始めてから水も吸い上げなくなり縮み出しました。上下に縮んで行くのでまるで土に潜っていくみたいです。でもこうすることで少しでも寒風から身を守ろうとしていると思われます。アレオーレさんのところは冬場暖房を入れておられるようですので、この子にとってマイナス2、3度でもかなり厳しいのだと思います。それがこの間の寒波は我が家の環境に慣れている品種でもかなり厳しいですからしかたないと思います。でもこの環境に耐えていただかないと我が家では生き残れません。

こちらは2010年7月から我が家にいる銀冠玉錦です。来た当時は上の銀冠玉同様冬場はシワシワでしたが今はこの通りマイナス5度などへっちゃらです!シワもほとんど出ていませんし、縦方向の縮みは全く出ていません。少し柔らかくなった程度です。今はたいへん安心して見ていられます!

こちらは最初の銀冠玉と一緒にアレオーレさんから頂いた烏羽玉(うばたま Lophophora williamsii)です。烏羽玉は寒さにも強いのか銀冠玉錦と同じでまだまだムチムチです。これぐらい最初から耐寒性があると安心して見ていられますねぇ!でも油断すると痛い目に遭うので、この冬はしっかりと観察する必要があります。やはり初めて我が家に来た品種の夏越しと冬越しにはかなり気を使います。
今日は朝から終日雨でした。予想以上に降水量が多く、外に出した鉢にはちょっと入りすぎました。午前中は様子見でしたが、黒田総裁の話が伝わり出すとあっという間の乱高下の展開でちょっと驚きました。でもこれで2万円を目指すのはかなり難しそうですねぇ!
今日のこよみ
日の出 06:59
日の入 17:22
月の出 22:17
月の入 09:41
正午月齢 19.1

11月の終わりぐらいまではまだムチムチでしたが、寒さが厳しくなり始めてから水も吸い上げなくなり縮み出しました。上下に縮んで行くのでまるで土に潜っていくみたいです。でもこうすることで少しでも寒風から身を守ろうとしていると思われます。アレオーレさんのところは冬場暖房を入れておられるようですので、この子にとってマイナス2、3度でもかなり厳しいのだと思います。それがこの間の寒波は我が家の環境に慣れている品種でもかなり厳しいですからしかたないと思います。でもこの環境に耐えていただかないと我が家では生き残れません。

こちらは2010年7月から我が家にいる銀冠玉錦です。来た当時は上の銀冠玉同様冬場はシワシワでしたが今はこの通りマイナス5度などへっちゃらです!シワもほとんど出ていませんし、縦方向の縮みは全く出ていません。少し柔らかくなった程度です。今はたいへん安心して見ていられます!

こちらは最初の銀冠玉と一緒にアレオーレさんから頂いた烏羽玉(うばたま Lophophora williamsii)です。烏羽玉は寒さにも強いのか銀冠玉錦と同じでまだまだムチムチです。これぐらい最初から耐寒性があると安心して見ていられますねぇ!でも油断すると痛い目に遭うので、この冬はしっかりと観察する必要があります。やはり初めて我が家に来た品種の夏越しと冬越しにはかなり気を使います。
今日は朝から終日雨でした。予想以上に降水量が多く、外に出した鉢にはちょっと入りすぎました。午前中は様子見でしたが、黒田総裁の話が伝わり出すとあっという間の乱高下の展開でちょっと驚きました。でもこれで2万円を目指すのはかなり難しそうですねぇ!
今日のこよみ
日の出 06:59
日の入 17:22
月の出 22:17
月の入 09:41
正午月齢 19.1
赤花系?精巧殿
およそ2週間ぶりの登場、ツルビニカルプス属 精巧殿(せいこうでん turbinicarpus pseudopectinatus)です。画像はクリックすると大きくなります。

花芽もだいぶ膨らみました。前回右の大きな苗と蕾の色が違っていると書いていますが、ここまで花芽が膨らんできてもかなり赤っぽいので、赤花系か紫系の花色になりそうです。それと右の写真で見ると棘の色も右の大きな苗は真っ白ですが、左の小さな苗はやや黄色を帯びたアイボリーっぽい色です。ですから花色だけでは無く棘の色も異なっているようです。同じ親からの実生苗でもかなりかなりバラエティに富んだ品種が出るようです。2株が動じに開花するかどうかは分かりませんが、左の小さな苗の花粉で、右の大きめの株に交配してみたくなりました。左の小さな株を結実させるのはかなり危険な感じがしますので、受粉させないように気を付けなければいけませんねぇ!
我が家の冬は初めてなので耐寒性が実際どれぐらいあるか心配でしたが、25日、26日のマイナス5.9度、マイナス6.1度でもまったく問題無く過ごしているので、耐寒性はかなりあるようです。
午前中は晴れましたが午後からは完全に曇りました。明日は1日中雨の予報ですので、水やりしたい鉢は雨に当てることにしました。日の出が6時台になりました!!
今日のこよみ
日の出 06:59
日の入 17:21
月の出 21:23
月の入 09:10
正午月齢 18.1


花芽もだいぶ膨らみました。前回右の大きな苗と蕾の色が違っていると書いていますが、ここまで花芽が膨らんできてもかなり赤っぽいので、赤花系か紫系の花色になりそうです。それと右の写真で見ると棘の色も右の大きな苗は真っ白ですが、左の小さな苗はやや黄色を帯びたアイボリーっぽい色です。ですから花色だけでは無く棘の色も異なっているようです。同じ親からの実生苗でもかなりかなりバラエティに富んだ品種が出るようです。2株が動じに開花するかどうかは分かりませんが、左の小さな苗の花粉で、右の大きめの株に交配してみたくなりました。左の小さな株を結実させるのはかなり危険な感じがしますので、受粉させないように気を付けなければいけませんねぇ!
我が家の冬は初めてなので耐寒性が実際どれぐらいあるか心配でしたが、25日、26日のマイナス5.9度、マイナス6.1度でもまったく問題無く過ごしているので、耐寒性はかなりあるようです。
午前中は晴れましたが午後からは完全に曇りました。明日は1日中雨の予報ですので、水やりしたい鉢は雨に当てることにしました。日の出が6時台になりました!!
今日のこよみ
日の出 06:59
日の入 17:21
月の出 21:23
月の入 09:10
正午月齢 18.1
シュリンズキアーナ発芽その後!
左の写真は1月24日に播種、25日から発芽が始まった、フライレア属 シュリンズキアーナ(Frailea schilinzkyana)ですが、9本まで発芽しました!画像はクリックすると大きくなります。

48時間のぬるま湯吸水が効いたのか、2度から20度ぐらいの環境ですがしっかりと発芽し生長してくれています。サムネイルじゃ分かりませんが、拡大画像だと細かな根が出ているのが分かります。12粒蒔いたので、あと3ヶあるはずですが、どこにいるのか分かり難いので発芽を待つことにしましょう!まあこの時期採種した種子で、この環境でこの発芽率はたいへん良いと思います!右の写真は2015年6月に取り蒔きしたシュリンズキアーナと小獅子丸です。密生しているので生育の悪いのも幾つかおりますが、まあ概ね順調のようです。もう少し暖かくなれば植え替える予定です。私が播種した限りでは、フライレアは取り蒔きすれば100%の発芽率ですが、この時期の事を考えれば、ぬるま湯吸水は効果があると思いますので、発芽率の悪かった海王丸でも試してみることにします。それと発芽に高温が必要な雪晃や黄雪晃でもやってみる価値はありそうです!
今朝のベランダの最低気温はマイナス0.3度でした。明日はまたマイナス2度の予報が出ていますので、引き続き冷害に遭った多肉等は納屋や玄関に入れました。今日は昼間気温が上がる予報だったので、朝から全ての帝玉に水やりしました。
今日のこよみ
日の出 07:00
日の入 17:20
月の出 20:28
月の入 08:37
正午月齢 17.1


48時間のぬるま湯吸水が効いたのか、2度から20度ぐらいの環境ですがしっかりと発芽し生長してくれています。サムネイルじゃ分かりませんが、拡大画像だと細かな根が出ているのが分かります。12粒蒔いたので、あと3ヶあるはずですが、どこにいるのか分かり難いので発芽を待つことにしましょう!まあこの時期採種した種子で、この環境でこの発芽率はたいへん良いと思います!右の写真は2015年6月に取り蒔きしたシュリンズキアーナと小獅子丸です。密生しているので生育の悪いのも幾つかおりますが、まあ概ね順調のようです。もう少し暖かくなれば植え替える予定です。私が播種した限りでは、フライレアは取り蒔きすれば100%の発芽率ですが、この時期の事を考えれば、ぬるま湯吸水は効果があると思いますので、発芽率の悪かった海王丸でも試してみることにします。それと発芽に高温が必要な雪晃や黄雪晃でもやってみる価値はありそうです!
今朝のベランダの最低気温はマイナス0.3度でした。明日はまたマイナス2度の予報が出ていますので、引き続き冷害に遭った多肉等は納屋や玄関に入れました。今日は昼間気温が上がる予報だったので、朝から全ての帝玉に水やりしました。
今日のこよみ
日の出 07:00
日の入 17:20
月の出 20:28
月の入 08:37
正午月齢 17.1