冬仕様の内裏玉
およそ1ヶ月ぶりの登場、マミラリア属 内裏玉(だいりぎょく Mammillaria haageana)子株達です。画像はクリックすると大きくなります。

左の株は12月5日から開花が始まり、今も2週間に1ヶぐらいのペースで開花しています。右の株は11月18日から開花が始まりましたが、左の株とほとんど同じ様なペースで4輪目までが開花しました。タイトルに冬仕様と書いていますが、写真で分かる様に、生長点付近のアレオーレの綿毛がフサフサになってきました。我が家の内裏玉はアレオーレの綿毛がかなり少ないのですが、冬になるとこのようにフサフサするのです。たぶん冷たい風などから生長点を守ろうとしているのだと思います!

こちらは大株です。大株も生長点付近のアレオーレの綿毛がフサフサしているのが分かります。また右の写真は横からですが、疣腋の綿毛もフサフサになってきました。これは花芽の予兆です。そしてこの綿毛もやはり花芽も守っているのだと思われます。この写真の一番下当たりが昨年の花がらがある位置です。
内裏玉の自生地はメキシコ合衆国のオアハカ州、ベラクルス州、モレロス州、プエブラ州に分布しており、北緯17~18度、標高1000m-2000mほどあります。緯度はかなり低いので陽射しはかなり強いようです。年間の降水量は700mmを越え夏場は毎月100mm以上降るようですが、11月から3月は10mm以下で、降雨日数も月に1日程度のようです。緯度が低いですが標高があるため1年を通じて平均最高気温は30度前後、平均最低気温は10~15度とかなり温暖な気候のようです。ただし、夏場40度を越え、冬も零度近くまで下がり雪が降る日も何日かはあるようです。
内裏玉の管理、育て方ですが、これまで通り直射光下に置き長い日照時間を与えます。白刺で自ら遮光していますので、陽射しが弱かったり、日照時間が短いと徒長します。向日性もあるので縦に伸び出したら冬場は週に2回程度は鉢回しをしたほうが良いでしょう。もし後ろに壁がある場合は白に塗っておくと鉢回しの回数を減らせます。自生地は日本より温暖で、かつ1日の寒暖差が大きい地域ですが、我が家で8年近く育てた限りでは耐寒性も耐暑性もたいへん高く、マイナス5度からプラス40度ぐらいまでは全く問題ありません。水やりが多くても根腐れしたりすることもありませんが、春や秋口は気温が高く徒長しやすくなるので注意が必要です。また真冬に花芽を上げ開花していますので、断水はせず月に1、2回軽めの水やりで過ごさせます。
この冬はここまで本当に暖冬で最低気温もほとんどマイナスになっていませんし、日中も気温が高いので、まだ晩秋の感覚でサボタニ達もけっこう生長しているようです。多彩玉に花芽の予兆が出てきていました。この時期はあまりすることが無いので、今日は猩々丸、錦丸、玉翁、金洋丸などの残っていた花がらを摘みました。
今日のこよみ
日の出 07:05
日の入 16:56
月の出 --:--
月の入 11:41
正午月齢 21.7


左の株は12月5日から開花が始まり、今も2週間に1ヶぐらいのペースで開花しています。右の株は11月18日から開花が始まりましたが、左の株とほとんど同じ様なペースで4輪目までが開花しました。タイトルに冬仕様と書いていますが、写真で分かる様に、生長点付近のアレオーレの綿毛がフサフサになってきました。我が家の内裏玉はアレオーレの綿毛がかなり少ないのですが、冬になるとこのようにフサフサするのです。たぶん冷たい風などから生長点を守ろうとしているのだと思います!


こちらは大株です。大株も生長点付近のアレオーレの綿毛がフサフサしているのが分かります。また右の写真は横からですが、疣腋の綿毛もフサフサになってきました。これは花芽の予兆です。そしてこの綿毛もやはり花芽も守っているのだと思われます。この写真の一番下当たりが昨年の花がらがある位置です。
内裏玉の自生地はメキシコ合衆国のオアハカ州、ベラクルス州、モレロス州、プエブラ州に分布しており、北緯17~18度、標高1000m-2000mほどあります。緯度はかなり低いので陽射しはかなり強いようです。年間の降水量は700mmを越え夏場は毎月100mm以上降るようですが、11月から3月は10mm以下で、降雨日数も月に1日程度のようです。緯度が低いですが標高があるため1年を通じて平均最高気温は30度前後、平均最低気温は10~15度とかなり温暖な気候のようです。ただし、夏場40度を越え、冬も零度近くまで下がり雪が降る日も何日かはあるようです。
内裏玉の管理、育て方ですが、これまで通り直射光下に置き長い日照時間を与えます。白刺で自ら遮光していますので、陽射しが弱かったり、日照時間が短いと徒長します。向日性もあるので縦に伸び出したら冬場は週に2回程度は鉢回しをしたほうが良いでしょう。もし後ろに壁がある場合は白に塗っておくと鉢回しの回数を減らせます。自生地は日本より温暖で、かつ1日の寒暖差が大きい地域ですが、我が家で8年近く育てた限りでは耐寒性も耐暑性もたいへん高く、マイナス5度からプラス40度ぐらいまでは全く問題ありません。水やりが多くても根腐れしたりすることもありませんが、春や秋口は気温が高く徒長しやすくなるので注意が必要です。また真冬に花芽を上げ開花していますので、断水はせず月に1、2回軽めの水やりで過ごさせます。
この冬はここまで本当に暖冬で最低気温もほとんどマイナスになっていませんし、日中も気温が高いので、まだ晩秋の感覚でサボタニ達もけっこう生長しているようです。多彩玉に花芽の予兆が出てきていました。この時期はあまりすることが無いので、今日は猩々丸、錦丸、玉翁、金洋丸などの残っていた花がらを摘みました。
今日のこよみ
日の出 07:05
日の入 16:56
月の出 --:--
月の入 11:41
正午月齢 21.7