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ダニ被害と日焼けした帝玉

プレイオスピロス属 帝玉(ていぎょく Pleiospilos nelii)ですが、今年はダニ被害が酷くでましたので、その症状等をご紹介します。画像はクリックすると大きくなります。

ダニ被害の帝玉 ダニ被害の帝玉

左の写真の少し茶色くなった斑点が見られますが、これがダニが吸血しその部分の体液が無くなり茶色くなったものです。この程度の被害では光合成にも影響せず特に問題はありません。例年これぐらいの症状は出ていました。右はけっこうな範囲をやられました。合着部の内面もかなりやられています。開花した株には花がらにダニが付きやすくそのため合着部の内面がやられ易いようです。またこれぐらい、面で被害が出ると、光合成にも影響し、特に手前側の葉はやや厳しいですねぇ!また新芽も片葉が小さくなる可能性も高くなります。でもこれ以上被害が出なければなんとかなると思います。今年はこれぐらいの被害の株が30本以上でました。

ダニ被害の帝玉 植え替え後日焼けした帝玉

左の写真は地植えの株の1つです。左にオリヅルランの葉が見えています。これぐらいになるとかなり厳しいです。光合成不足になり突然腐ったりします。右の写真は日焼けです。1階軒下で栽培していた株を植え替えました。1階軒下はベランダに比べると日照が半分ぐらいなので、葉緑素が強く出て色がアボガド色に近くなっています。そんな植え替えたばかりで根の張っていない苗をベランダにもって来たので、強い陽射しで日焼けが出ました。ダニとの違いは日焼けでは汚くなりません。色も茶色より白っぽい色になります。まあ日焼けでもダニの被害でも範囲が広ければ光合成不足で腐るのは同じです。この苗ぐらいならなんとかなると思います。帝玉のダニ被害が出たのは、4cm~6cmぐらいの株です。2~4cmぐらいの小さな苗は水やりもかなり多いので、ダニが元々発生しにくいのでしょうか、ほとんどダニ被害はありませんでした。でも成株にもダニの被害は出ていませんので、はっきりした原因は分かりません。

帝玉の管理、育て方ですが、今まで通り直射光下に置き長い日照時間を与えます。気温が明け方から夕方まで30度を超えるような日は、遮光4、50%でもかまいません。ただし日照時間を短くするのはNGです。徒長し易くなりますし、光合成不足で腐ることもあります!ダニに古葉の裏側をやられていると、そこから腐れが入り易くなるので、定期的に殺ダニ剤を散布する方が良いと思います。水やりは古葉がある場合は古葉が少し柔らかくなった位で、古葉が無くなり一対になった場合はその葉が少し柔らかくなったら与えます。直射光下で健康に育っていれば今の時期4、5日に一回程度の水やりでもいいでしょう!

今日はまた猛暑日となりました。ですが昨日同様湿度が低く過ごしやすかったです。でも小さな鉢は本当に良く乾き、帝玉のこのクラスの苗(スリット鉢)には3日おきぐらいに水やりしています!

今日のこよみ
日の出    05:14
日の入    18:50
月の出    12:46
月の入    23:41
正午月齢   08.3
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サボテン、リトープスなどのメセン、草花から樹木までいろんな植物を栽培中です!培養液栽培などもおこなっています!!

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