ダニ被害からの復活
久しぶりの登場、コリファンタ属 象牙丸(Coryphantha elephantidens ssp.elephantidens)とパロディア属(旧ブラジリカクタス属)黄雪晃(きせっこう Parodia haselbergii ssp.graessneri)の子株くんです。画像はクリックすると大きくなります。

左の象牙丸も右の黄雪晃もどちらも元いた親株からの掻き子ですが、ダニにやられて真っ白な状態でこの2年間を過ごしてきました。それが、梅雨の中頃から少し緑色の肌が見えてきました。そして本日確認するとかなり新棘も出てこれは復活したと言っても良いでしょう!特に象牙丸の方はやられて乾燥した肌のしたからも新しい緑色の肌が少し見えてきたりしているので、ダニにまたやられなければ、この夏にけっこう生長してくれるのではないでしょうか?!右の黄雪晃は元々それほど生育旺盛な品種でも無いですし、特に夏に生長するタイプでもありませんので、秋口まではダニに注意して、上手く夏越しさせたいと思います。と言うことで今日はベニカXファインを散布しておきました!他にもロホホラやギムノ海王丸、フライレアなどにも散布しました。

こちらは昨日播種した、紫勲系(シクンケイ)の白花黄紫勲(シロバナキシクン Lithops lesliei subsp.lesliei var.lesliei 'Albinica' C036A)ですが、なんと1本だけですが発芽していました!今まで播種した翌日に発芽したことは無く少し驚いています。まあ48Hの吸水が効果があったのかもしれません。でもまだ1本だけですので、この後の発芽状況で確認したいと思います。
久しぶりに猛暑日となりましたが、それよりも朝の気温です。ベランダの最低気温は28.8度でしたので、ちょっと高すぎです。夜間エアコン切るとあっという間に28度ぐらいになり暑くて目が覚めてしまいます。
今日のこよみ
日の出 05:05
日の入 19:01
月の出 12:46
月の入 23:56
正午月齢 07.7


左の象牙丸も右の黄雪晃もどちらも元いた親株からの掻き子ですが、ダニにやられて真っ白な状態でこの2年間を過ごしてきました。それが、梅雨の中頃から少し緑色の肌が見えてきました。そして本日確認するとかなり新棘も出てこれは復活したと言っても良いでしょう!特に象牙丸の方はやられて乾燥した肌のしたからも新しい緑色の肌が少し見えてきたりしているので、ダニにまたやられなければ、この夏にけっこう生長してくれるのではないでしょうか?!右の黄雪晃は元々それほど生育旺盛な品種でも無いですし、特に夏に生長するタイプでもありませんので、秋口まではダニに注意して、上手く夏越しさせたいと思います。と言うことで今日はベニカXファインを散布しておきました!他にもロホホラやギムノ海王丸、フライレアなどにも散布しました。

こちらは昨日播種した、紫勲系(シクンケイ)の白花黄紫勲(シロバナキシクン Lithops lesliei subsp.lesliei var.lesliei 'Albinica' C036A)ですが、なんと1本だけですが発芽していました!今まで播種した翌日に発芽したことは無く少し驚いています。まあ48Hの吸水が効果があったのかもしれません。でもまだ1本だけですので、この後の発芽状況で確認したいと思います。
久しぶりに猛暑日となりましたが、それよりも朝の気温です。ベランダの最低気温は28.8度でしたので、ちょっと高すぎです。夜間エアコン切るとあっという間に28度ぐらいになり暑くて目が覚めてしまいます。
今日のこよみ
日の出 05:05
日の入 19:01
月の出 12:46
月の入 23:56
正午月齢 07.7
徒長した実生内裏玉と月影丸
2017年実生のマミラリア属 内裏玉(だいりぎょく Mammillaria haageana)ですが、ここ1週間でずいぶん徒長してしまいました。画像はクリックすると大きくなります。

玉翁、士童や海王丸などと同じ環境下なのですが、内裏玉だけ徒長してしまいました。しかも内裏玉は2週間程前から腰水も止めているので原因がはっきしりません。右は少し置き場所の違う2016年実生の月影丸(つきかげまる Mammillaria crinita ssp.crinita fa.zeilmanniana)ですが、こちらもけっこう徒長してしまいました。同鉢内にある左端に少し見切れている金洋丸は徒長していませんし、満月も徒長はほとんどありません。内裏玉のようにポットが異なれば、場所の移動などで調整出来ますが、1つの鉢に何種類か植え付けている場合はなかなか難しいですねぇ!こちらは植え替えて鉢を分けることにします。

こちらは本日播種した白花黄紫勲です。2016年採種の種子を200粒以上蒔きました。種子は48時間給水させています。濡れているので簡単には蒔けませんが、発芽が揃いやすいのでしっかり吸水させています。播種床は4月から使い始めた新しいサボテン培養土です。水はけが良すぎるのでバーミキュライトを3割ほど混ぜています。さてうまく発芽してくれるでしょうか?!
今日は雨が降ったり止んだりの天気でした。気温も湿度も大変高く今日はエアコンを使わないと厳しかったです。先ほどからまた強い雨が降ってきました!
今日のこよみ
日の出 05:05
日の入 19:02
月の出 11:51
月の入 23:22
正午月齢 06.7


玉翁、士童や海王丸などと同じ環境下なのですが、内裏玉だけ徒長してしまいました。しかも内裏玉は2週間程前から腰水も止めているので原因がはっきしりません。右は少し置き場所の違う2016年実生の月影丸(つきかげまる Mammillaria crinita ssp.crinita fa.zeilmanniana)ですが、こちらもけっこう徒長してしまいました。同鉢内にある左端に少し見切れている金洋丸は徒長していませんし、満月も徒長はほとんどありません。内裏玉のようにポットが異なれば、場所の移動などで調整出来ますが、1つの鉢に何種類か植え付けている場合はなかなか難しいですねぇ!こちらは植え替えて鉢を分けることにします。

こちらは本日播種した白花黄紫勲です。2016年採種の種子を200粒以上蒔きました。種子は48時間給水させています。濡れているので簡単には蒔けませんが、発芽が揃いやすいのでしっかり吸水させています。播種床は4月から使い始めた新しいサボテン培養土です。水はけが良すぎるのでバーミキュライトを3割ほど混ぜています。さてうまく発芽してくれるでしょうか?!
今日は雨が降ったり止んだりの天気でした。気温も湿度も大変高く今日はエアコンを使わないと厳しかったです。先ほどからまた強い雨が降ってきました!
今日のこよみ
日の出 05:05
日の入 19:02
月の出 11:51
月の入 23:22
正午月齢 06.7
発芽順調実生海王丸
7月23日から播種した、ギムノカリキウム属 海王丸(カイオウマル Gymnocalycium denudatum)です。画像はクリックすると大きくなります。

左上が23日に、下2ポットが24日に、右上が26日に播種しました。左2ポットはノーマル海王丸で上が2016年産、下が2015年産の種子ですがどちらも発芽率はけっこういいようです。右下は特豪刺タイプですが、種皮が割れるもののなかなか苗が出てきていません。右上は下2つの残った種子のMIXですが、特豪刺がやや多かったためかまだ発芽数は少ないようです。でも4ポットで100本以上は発芽していますので、これなら程々の数を残せそうです。

こちらは22日に播種したフライレア属 士童 (シドウ Frailea castanea ssp.castanea)です。37本中36本までが発芽しました。フライレアは非常に発芽までの日数が短いですので、播種から1週間で種皮も割れない種子は、発芽しない種子と思われます。一昨年の実生苗の7割がたがダニにやられて茶色になってしまいいているので、この子達はなんとか無事に育てたいものです。
気温は上がりましたが日照はほとんどありませんでした。湿度も高く風もほとんど無かったので蒸し暑かったです。竜王丸が開花していました!
今日のこよみ
日の出 05:04
日の入 19:03
月の出 10:54
月の入 22:49
正午月齢 05.7

左上が23日に、下2ポットが24日に、右上が26日に播種しました。左2ポットはノーマル海王丸で上が2016年産、下が2015年産の種子ですがどちらも発芽率はけっこういいようです。右下は特豪刺タイプですが、種皮が割れるもののなかなか苗が出てきていません。右上は下2つの残った種子のMIXですが、特豪刺がやや多かったためかまだ発芽数は少ないようです。でも4ポットで100本以上は発芽していますので、これなら程々の数を残せそうです。

こちらは22日に播種したフライレア属 士童 (シドウ Frailea castanea ssp.castanea)です。37本中36本までが発芽しました。フライレアは非常に発芽までの日数が短いですので、播種から1週間で種皮も割れない種子は、発芽しない種子と思われます。一昨年の実生苗の7割がたがダニにやられて茶色になってしまいいているので、この子達はなんとか無事に育てたいものです。
気温は上がりましたが日照はほとんどありませんでした。湿度も高く風もほとんど無かったので蒸し暑かったです。竜王丸が開花していました!
今日のこよみ
日の出 05:04
日の入 19:03
月の出 10:54
月の入 22:49
正午月齢 05.7
花芽が上がって来ないグローエンドライエンシス
およそ2ヶ月ぶりの登場、曲玉系(マガタマケイ)Lithops pseudotruncatella subsp.groendrayensis C246 グローエンドライエンシスです。画像はクリックすると大きくなります。

昨年は分頭子苗が7月18日に、大苗が7月20日過ぎに花芽が確認出来ました。そして小苗は7月29日から開花が始まりました。ですからこの時期花芽が上がって来ていてもおかしくは無いのですが、今年はまだ上がって来ていません。ただ我が家のグローエンドライエンシスは開花株になってから毎年花芽が上がってくる分けでは無いので、もしかしたら今年は花芽が上がって来ないパターンか、今まで一度だけですが花芽がかなり遅れて上がってくるパターンなのかもしれません。
グローエンドライエンシスの自生地はナミビアの首都Windhoek(ウィントフック)からおよそ80Km南のrehoboth(リホボス、レホーボス)の南側と南南東で、主産地はグローエンドラーイ農場。標高は1400m前後ですが、夏場の最高気温は36度を越え、また冬場の最低気温はマイナス4度まで下がるようです。100m高くなるごとにおよそ0.65度程度気温が下がりますので、もし0mの低地なら、45度を超える強い陽射しだと言うことです。緯度は南緯23度前後ですので、京都に比べると、12度も太陽高度が高く、夏場は真上から太陽光が降り注ぎますので、この事からも陽射しは京都とは比べものにならないほど強いと言えます。しかも標高も高いですから、さらに陽射しは強くなります。ですから遮光はまったく必要ありません。年間降水量は250~360mmほどで、冬の5月から9月の各月の降水量は5mm以下のようです。

こちらもおよそ2ヶ月ぶりの登場、富貴玉系(フッキギョクケイ)のダブネリー(Lithops hookeri var.dabneri C013)です。小さかった5頭目も脱皮後ずいぶん大きくなりましたので、今年は5頭全てが開花株になりそうです。また大きな2頭は分頭できるぐらいになっていますので、来年の脱皮が楽しみです!
ダブネリーの自生地は南アフリカ共和国、北ケープ州、Kimberley(キンバリー)の南部と西部、およびDouglas(ダグラス)北部です。南緯29度前後の緯度で、京都より約6度太陽高度が高い。標高は1200m前後で、平均最高気温は32度、平均最低気温は3度程度でのようです。年間降水量は350mmほどで、冬場の5月から9月の降水量は0mm~10mm程度のようです。大きさは富貴玉に比べやや小さく中型でわりと分頭しやすく、15頭ぐらいにはなるようです。コール・ナンバーはC013以外にも、C085、C301などがあるようです。
今日も陽射しはほとんどありませんでしたが気温は35度近くまで上がり猛烈に蒸し暑かったです。日照も無く湿度も高いですが鉢の乾きは早く、今日も多くの鉢に水やりしました。
今日のこよみ
日の出 05:03
日の入 19:03
月の出 09:56
月の入 22:16
正午月齢 04.7

昨年は分頭子苗が7月18日に、大苗が7月20日過ぎに花芽が確認出来ました。そして小苗は7月29日から開花が始まりました。ですからこの時期花芽が上がって来ていてもおかしくは無いのですが、今年はまだ上がって来ていません。ただ我が家のグローエンドライエンシスは開花株になってから毎年花芽が上がってくる分けでは無いので、もしかしたら今年は花芽が上がって来ないパターンか、今まで一度だけですが花芽がかなり遅れて上がってくるパターンなのかもしれません。
グローエンドライエンシスの自生地はナミビアの首都Windhoek(ウィントフック)からおよそ80Km南のrehoboth(リホボス、レホーボス)の南側と南南東で、主産地はグローエンドラーイ農場。標高は1400m前後ですが、夏場の最高気温は36度を越え、また冬場の最低気温はマイナス4度まで下がるようです。100m高くなるごとにおよそ0.65度程度気温が下がりますので、もし0mの低地なら、45度を超える強い陽射しだと言うことです。緯度は南緯23度前後ですので、京都に比べると、12度も太陽高度が高く、夏場は真上から太陽光が降り注ぎますので、この事からも陽射しは京都とは比べものにならないほど強いと言えます。しかも標高も高いですから、さらに陽射しは強くなります。ですから遮光はまったく必要ありません。年間降水量は250~360mmほどで、冬の5月から9月の各月の降水量は5mm以下のようです。

こちらもおよそ2ヶ月ぶりの登場、富貴玉系(フッキギョクケイ)のダブネリー(Lithops hookeri var.dabneri C013)です。小さかった5頭目も脱皮後ずいぶん大きくなりましたので、今年は5頭全てが開花株になりそうです。また大きな2頭は分頭できるぐらいになっていますので、来年の脱皮が楽しみです!
ダブネリーの自生地は南アフリカ共和国、北ケープ州、Kimberley(キンバリー)の南部と西部、およびDouglas(ダグラス)北部です。南緯29度前後の緯度で、京都より約6度太陽高度が高い。標高は1200m前後で、平均最高気温は32度、平均最低気温は3度程度でのようです。年間降水量は350mmほどで、冬場の5月から9月の降水量は0mm~10mm程度のようです。大きさは富貴玉に比べやや小さく中型でわりと分頭しやすく、15頭ぐらいにはなるようです。コール・ナンバーはC013以外にも、C085、C301などがあるようです。
今日も陽射しはほとんどありませんでしたが気温は35度近くまで上がり猛烈に蒸し暑かったです。日照も無く湿度も高いですが鉢の乾きは早く、今日も多くの鉢に水やりしました。
今日のこよみ
日の出 05:03
日の入 19:03
月の出 09:56
月の入 22:16
正午月齢 04.7
花月の植え替え
およそ14ヶ月半ぶりの登場、ベンケイソウ科クラッスラ属フチベニベンケイ(Crassula ovata)園芸名:カゲツ 通称:金のなる木です。右の写真は7月23日のものです。画像はクリックすると大きくなります。

右は7号鉢から抜いた状態です。完全に根鉢になっていて、1粒も鉢には用土は残りませんでした。地上部が鉢より一回り大きくなっているのが分かります。また株元に落ちた葉からの葉挿しや脇芽などが出てけっこう表土が隠れてしまっていました。左は9号鉢に植え付けた状態です。表土に出ていた小さな株などはすべて取り除き、また根鉢はかなり崩して植え付けました。鉢を二回り大きくしたので、地上部がずいぶん小さく見えます。この鉢で見栄えがするにはあと5年ぐらいはかかりそうです。我が家に花月が来たのは2007年6月で、その時はかなり痛んだ状態でした。その中でなんとか生かせそうな枝を3本取り挿し木したのがここまで大きくなってくれました。幹の太い部分は8cm以上はあるので枝振りが良くなれば、結構いけるような気がします。でも寒波で何度も枝を溶かしているので、これからは絶対溶かさないようにしないといけませんねぇ?!
今日はほとんど日照ありませんでした。でも気温は33度台まで上がりかつ湿度は高くかなり蒸し暑かったです。サボテンの実生には大変良い時期ですので、どんどん蒔く予定です。昨日蒔いた海王丸の発芽が始まりました。明日は白花黄紫勲を蒔く予定です。
今日のこよみ
日の出 05:02
日の入 19:04
月の出 08:56
月の入 21:42
正午月齢 03.7


右は7号鉢から抜いた状態です。完全に根鉢になっていて、1粒も鉢には用土は残りませんでした。地上部が鉢より一回り大きくなっているのが分かります。また株元に落ちた葉からの葉挿しや脇芽などが出てけっこう表土が隠れてしまっていました。左は9号鉢に植え付けた状態です。表土に出ていた小さな株などはすべて取り除き、また根鉢はかなり崩して植え付けました。鉢を二回り大きくしたので、地上部がずいぶん小さく見えます。この鉢で見栄えがするにはあと5年ぐらいはかかりそうです。我が家に花月が来たのは2007年6月で、その時はかなり痛んだ状態でした。その中でなんとか生かせそうな枝を3本取り挿し木したのがここまで大きくなってくれました。幹の太い部分は8cm以上はあるので枝振りが良くなれば、結構いけるような気がします。でも寒波で何度も枝を溶かしているので、これからは絶対溶かさないようにしないといけませんねぇ?!
今日はほとんど日照ありませんでした。でも気温は33度台まで上がりかつ湿度は高くかなり蒸し暑かったです。サボテンの実生には大変良い時期ですので、どんどん蒔く予定です。昨日蒔いた海王丸の発芽が始まりました。明日は白花黄紫勲を蒔く予定です。
今日のこよみ
日の出 05:02
日の入 19:04
月の出 08:56
月の入 21:42
正午月齢 03.7