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開花が始まった白花黄紫勲

先の投稿で開花目前としていた、紫勲系(シクンケイ)の白花黄紫勲(シロバナキシクン Lithops lesliei subsp.lesliei var.lesliei 'Albinica' C036A)くんですが、開花が始まりました!画像はクリックすると大きくなります。

開花が始まった白花黄紫勲

昨年は10月30日ですから、1日早い開花となりました。開花時期は島田氏の著書「生ける宝石リトープス」では2ヶ月程度はずれることがあるそうなので、たった1日のずれは無いのも同じです。白花黄紫勲は交配させなければ、13、4回開花します。そして徐々に花径が大きくなっていきます。今日は初日ですので、株の幅とほぼ同じサイズの28mmで開花していますが、最終的には株の対の長さと同じかそれ以上で45mm程度の大きさになります。開花時刻は我が家のリトープスの中では遅い方で午後2時半頃から開花し、3時半頃に全開します。また途中急に曇り出したりすると閉じ始めますので、少なくともお昼頃から日没まで十分陽が当たる場所で管理しないと花が見られないかもしれません。

開花が始まった白花黄紫勲

こちらは横から見たものです。頂面が鉢の側面より2~3mm上に出るように植え付けています。リトープスは頂面から入った光が内面に存在する葉緑素で光合成するので、鉢より頂面が低いと太陽高度が低いときに、縁の陰になったりして光量が減ったり、日照時間が減ってしまいます。ですから必ず頂面が鉢の縁より出るように植え付けるのがポイントです。またリトープスの側面は艶が無いことからおそらくクチクラ層が無いように思えるので、かなり太陽光線には弱いと思われます。ですから写真のように、表土を頂面近くまで入れて、夏場の強い陽射しを遮る必要があります。現在は陽射しも弱くなってきているのと、花芽が上がってくると株が拡がるので少し表土を取り除いています。今年も3株で相互交配するので、これからは週に1回の水やりはすべて薄い液肥で与える予定です。紫勲系の大きさは島田氏の著書「生ける宝石リトープス」では中型から非常に大型まであるようですが、サイズが書かれていませんので、はっきりしたことは分かりませんが、白花黄紫勲は紫勲系の中ではやや小さめではないでしょうか?!日照時間の短い日本では自生地ほど大きくはならないと思いますが、たぶん大きくなっても5cm強ぐらいと思われます。

今日のこよみ
日の出    06:15
日の入    17:06
月の出    11:01
月の入    21:37
正午月齢   05.2
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京都在住です。
サボテン、リトープスなどのメセン、草花から樹木までいろんな植物を栽培中です!培養液栽培などもおこなっています!!

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