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短毛丸の植え替え 3部

昨日に引き続き短毛丸の植え替えについて書きます

培養土
新しい培養土を準備します。

培養土のレシピ
基本的には、レシピは植え替え前のと同じものです。
しかし前年の生育状況などによっては変えることもあります。
例えば乾きにくかった場合は排水性を改善したり、乾きすぎる場合は保水力を上げるようにレシピを変更します。レシピについては品種、栽培環境によって大きく変わりますのでここでは割愛します。

培養土の作り方
汚れを落とし、微塵を取り除きます。砂やパミス(軽石)はけっこう汚れが付着しているので水で良く洗い乾燥させます。
赤玉土、鹿沼土等も小さな根や枝などが混ざっている場合がありますので取り除きます。
使用する用土は全て1mm以下の微塵を取り除きます。我が家の篩の目(最小でも)は1.6mm以上あったので、私は大きいザルを使っています。

選別
例えば赤玉小粒といってもおおよそ1mm~6mmまでの土が混ざっています。ですから使用目的に合わせて必要なサイズに選別します。
私の場合は2mm以下、3~4mm、5mm以上にの3段階に選別しています。14L入りの1袋を選別すると3:4:3ぐらいの比率になっています。
子株や根の細い品種などはなるべく小さな粒を使用します。また大株でも鉢底付近は5mm以上、根の周りは3~4mm、表土近辺は2mm以下を使用するなど、1鉢でも粒の大きさを変えて植え込んだりする場合もありますので選別は必要です。
同様に鹿沼土、パーライト、日向土、桐生砂なども選別しますが、桐生砂以外は赤玉土ほど粒度の差があまりありませんので選別しなくても使えます。

用土の混ぜ方
均一に混ぜる必要があります。
例えば砂8:たい肥2の用土を均一に混ぜていないと、植え込んだ時にほとんど肥料のない鉢と肥料の多すぎる鉢などができてしまい、生育に大きな差が出てしまったりします。ですから均一に混ぜることは大変重要なことなのです。

基本は同量ずつ混ぜることです。

例1
上記レシピを混ぜる場合は以下のようにします。
まず砂2とたい肥2を混ぜます。
そうすると砂とたい肥混合のものが4できます。
そして残りの砂6と先に混合した4とを混ぜます。(砂4と混合4を混ぜる方がいいのですが、砂2が余ってしまうのでここでは砂6と混ぜています。)こうすることで早く、均一な用土ができます。

例2
短毛丸のレシピ
赤玉小粒(3~4mm)5:腐葉土2:たい肥2:ゼオライト0.5:日向土小粒0.5
まずゼオライト0.5と日向土0.5を混ぜます。
その混合土1とたい肥2を混ぜます。
そしてそれを腐葉土2と混ぜます。
できあがった混合土5と赤玉土5を混ぜて完成です。
赤玉土はあまり長く混ぜ合わしたりしているとせっかく微塵を取り除いたのに、また出来てしまうので最後に混ぜ合わせます。こうすることで均一な用土ができあがります。
ただしこの方法でもうまくいかないこともあります。
それは乾燥した用土を混ぜ合わせているためです。
パーライトと桐生砂のように比重の差が大きいとうまくいきません。そういう場合は、2~3時間放置すれば乾いてしまう程度に霧吹きで湿らせ、混合します。

肥料の配置
たい肥を使う場合は、使用量も多いですし、用土と均一に混合するので鉢内では全面全層に配置されます。
しかし化成肥料にせよ、有機肥料にせよ、小粒のペレットや粒状のもを使用する場合は、5号鉢では10粒程度しか使用しません。よって均一に全面全層に配置することは不可能です。
ですからこのような肥料を使う場合は2箇所もしくは4箇所にまとめて配置します。
2箇所の場合は根から1cm程度下層で鉢の周辺に180度の位置に配置します。4箇所の場合は2箇所は上記と同じ位置に、残りの2箇所はさらに下層1、2cmのところに先の場所から90度離れた位置に配置します。

植え込み
乾燥した培養土で植え込む方法と湿った培養土で植え込む方法があります。

乾燥した培養土で植え込む方法
根切り後の乾燥時間が短い時や気温が低い時に用います。
乾燥しているので植え込みやすい。

湿った培養土で植え込む方法
用土の均一性を考えるとこちらの方法が良いのですが、根切り後の乾燥をしっかり行わなければならない。また気温が低い時は根が冷えてしまい発根し難くくなる。用土が取り扱いにくい等の欠点があります。

私は春の植え替えは乾燥した培養土を用い、初夏から秋は霧吹きで軽く湿らせて混ぜた培養土を使うことが多いです。

素焼き鉢や駄温鉢を使う場合は鉢底にネットを敷き、その上に鉢底石(パミス等の軽石)を敷き培養土を入れます。5号以下のプラ鉢ならそのまま培養土を入れます。肥料を入れる場合は上記のように配置します。
サボテンを置き、根が少し隠れるところまで培養土を入れます。その際先の丸い竹串等を使って根の下にもしっかり入れます。
株に直接触れる部分には無肥料の赤玉土や鹿沼土を使います。化粧砂代わりにもなります。(水やり時飛び散りやすいので表土は5~8mm程度の化粧砂が一番良いですが)
入れ終わったら軽く鉢をたたいて落ち着かせます。

草花の場合はここで水やりするわけですが、サボテン、アロエ、多肉系観葉植物などは水やりしません。
先にも書きましたが、鉢内の温度が下がりやすく発根し難くなるからです。
実際、短毛丸、アロエ、サンセベリアなどは鉢から抜き完全に土を落とした状態でも3ヶ月(置き場所や管理方法にもよりますので実験したりしないでくださいね!!)ぐらいはへっちゃらです。2ヶ月もすると空中湿度だけで発根し始めます。

植え込みの終わった鉢ですが、30%ぐらい遮光して今までの栽培場所で1週間程度は管理し、徐々に元の光量に戻していきます。本当は株に当たる光のみを遮光し、鉢や土にはしっかり光を当てて暖めたいのですが、株にティッシュを被せていても風で直ぐに飛んでいってしまうのでこのようにしています。
私は乾燥の間の1週間は、乾燥場所にて、これと同じようにしていますので、植え込んだ翌日には今までの状態に戻しています。

水やり時期ですが根切り後の乾燥時間が1週間あれば3~4日後に水やりしても問題はありません。しかし根切りした当日に植え込んだ鉢などでしたら、やはり1週間後ぐらいでしょうか。


長くなりましたがなんとか終わりました。やれやれ!!


今日のこよみ
日の出    06:10
日の入    17:11
月の出    01:17
月の入    14:32
正午月齢   24:8

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京都在住です。
サボテン、リトープスなどのメセン、草花から樹木までいろんな植物を栽培中です!培養液栽培などもおこなっています!!

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