鉢にぶつかりだしたリトープス達!
およそ2ヶ月ぶりの登場、富貴玉系(フッキギョクケイ)のダブネリー(Lithops hookeri var.dabneri C013)19頭立てです。画像はクリックすると大きくなります。

昨シーズンまでは10頭立てでしたが、今シーズンの脱皮で9頭が分頭して19頭立てになりました!そんなダブネリーですが、脱皮後小さかった苗もかなり膨らんできて、鉢との距離が近かった苗から鉢の縁にぶつかり始めました!脱皮直後は表土もだいぶ見えていましたが、かなり見えなくなってきています。このままで苗の生長もありますが、日が当たりにくくなりますので、植え替えた方が良さそうです?!

こちらも久しぶりの登場、紫勲系(シクンケイ)の白花黄紫勲(シロバナキシクン Lithops lesliei subsp.lesliei var.lesliei 'Albinica' C036A)の実生苗です。こちらも4頭立てから7頭立てまでが大きく育ってきていました!そしてやはり鉢の縁にぶつかり始めました。リトープスはサボテンとは違い大きさにあまり関係なく3年ぐらいは植え替えない方がよく育ちます。ですからこの白花黄紫勲の苗は本来なら植え替えはまだですが、特に7頭立てや6頭立ては鉢にぶつかり小さな苗が生長できなくなりそうですので、植え替えた方が良さそうです!
今日は朝から雨が降ったり止んだりで夕方はかなり強い雨が降りました!気温は結構上がり30度を超えていましたので、猛烈に蒸し暑かったです!
今日のこよみ
日の出 04:48
日の入 19:15
月の出 10:08
月の入 23:07
正午月齢 06.0

昨シーズンまでは10頭立てでしたが、今シーズンの脱皮で9頭が分頭して19頭立てになりました!そんなダブネリーですが、脱皮後小さかった苗もかなり膨らんできて、鉢との距離が近かった苗から鉢の縁にぶつかり始めました!脱皮直後は表土もだいぶ見えていましたが、かなり見えなくなってきています。このままで苗の生長もありますが、日が当たりにくくなりますので、植え替えた方が良さそうです?!

こちらも久しぶりの登場、紫勲系(シクンケイ)の白花黄紫勲(シロバナキシクン Lithops lesliei subsp.lesliei var.lesliei 'Albinica' C036A)の実生苗です。こちらも4頭立てから7頭立てまでが大きく育ってきていました!そしてやはり鉢の縁にぶつかり始めました。リトープスはサボテンとは違い大きさにあまり関係なく3年ぐらいは植え替えない方がよく育ちます。ですからこの白花黄紫勲の苗は本来なら植え替えはまだですが、特に7頭立てや6頭立ては鉢にぶつかり小さな苗が生長できなくなりそうですので、植え替えた方が良さそうです!
今日は朝から雨が降ったり止んだりで夕方はかなり強い雨が降りました!気温は結構上がり30度を超えていましたので、猛烈に蒸し暑かったです!
今日のこよみ
日の出 04:48
日の入 19:15
月の出 10:08
月の入 23:07
正午月齢 06.0
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No title
Comet様
週末、ホームセンターに行ったところリトープスが入荷していました。あまり種類がなかったのですが白系統が一つ。窓部分が少しグレーがかっており期待した真っ白ではないものの、早速購入。品種等書かれていないので雑種と思いますが、いただいたアドバイス通り日照を確保して育ててみます。
先週はなかったので入荷したてと思い、すぐに直射光下に置いたものの、少しシワがよったので今は短時間直射光がかかる場所に移しています。少し様子を見てから他のリトープスのそばに移動させようと考えています。
週末、ホームセンターに行ったところリトープスが入荷していました。あまり種類がなかったのですが白系統が一つ。窓部分が少しグレーがかっており期待した真っ白ではないものの、早速購入。品種等書かれていないので雑種と思いますが、いただいたアドバイス通り日照を確保して育ててみます。
先週はなかったので入荷したてと思い、すぐに直射光下に置いたものの、少しシワがよったので今は短時間直射光がかかる場所に移しています。少し様子を見てから他のリトープスのそばに移動させようと考えています。
No title
Comet様
急がせてしまったようで申し訳ございません。
丁寧なご説明ありがとうございます。
白系統は強光線に強いこと理解しました。溶けた個体は日当たりは良いものの20%程度の遮光状態であったため、光量が足りなかったのかもしれません。または、4〜5時間しか日照を確保出来ない場所なので、そもそも強光線を必要とする白系統に厳しい場所かもしれません。もし再度購入する機会があれば、直射光で管理してみます。グローエンドライエンシスが好きなのですが、近所の店で名前付きで売られているものがなく、雑種と思いますが白い個体を見つけて育ててみようと思います。
脱皮中の水遣りも特に普段と変える必要のないことも理解しました。今までは日照時間に関係なく、土の乾き具合を見ながら1〜2週に一度、底面から少し給水したり、底から垂れない程度に上から給水したりしていましたが、今後は日照状態を見ながら間隔を考えてみたいと思います。1週間に2回はやったことがありませんが、良い天気が続く時は遠慮なく水遣りしてみようと思います。毎年脱皮時に枯らすことがあるので今度こそ乗り切ってみたいところです。
重ねましてありがとうございました。
急がせてしまったようで申し訳ございません。
丁寧なご説明ありがとうございます。
白系統は強光線に強いこと理解しました。溶けた個体は日当たりは良いものの20%程度の遮光状態であったため、光量が足りなかったのかもしれません。または、4〜5時間しか日照を確保出来ない場所なので、そもそも強光線を必要とする白系統に厳しい場所かもしれません。もし再度購入する機会があれば、直射光で管理してみます。グローエンドライエンシスが好きなのですが、近所の店で名前付きで売られているものがなく、雑種と思いますが白い個体を見つけて育ててみようと思います。
脱皮中の水遣りも特に普段と変える必要のないことも理解しました。今までは日照時間に関係なく、土の乾き具合を見ながら1〜2週に一度、底面から少し給水したり、底から垂れない程度に上から給水したりしていましたが、今後は日照状態を見ながら間隔を考えてみたいと思います。1週間に2回はやったことがありませんが、良い天気が続く時は遠慮なく水遣りしてみようと思います。毎年脱皮時に枯らすことがあるので今度こそ乗り切ってみたいところです。
重ねましてありがとうございました。
Re: No title
チャロさん こんばんは cometです。
なかなか上手く書けず時間がかかっており申し訳ございません。途中ですがとりあえずアップしておきます。
白系統リトープスについて
リトープスの自生地
南アフリカ共和国、ナミビア共和国、ボツアナ共和国の一部に自生しています。自生地の緯度は南緯18度から34度の範囲になります。
白系統リトープスの自生地
私が知っている白系統のリトープスは、荒玉系の荒玉(アラタマ)Lithops. gracilidelineata Dint. subsp. gracilidelineata.var. gracilidelineata、曲玉(マガタマ)系のグローエンドライエンシス Lithops pseudotruncatella subsp.groendrayensis や寿麗玉系の寿麗玉(ジュレイギョク)Lithops julii(Dint. & Schwant.)N.E. Br. subsp. julii 碧賜玉系の碧賜玉(ヘキシギョク)Lithops. vallis-mariae (Dint. & Schwant.)のですが、どれも自生地はナミビアで、緯度は南緯19度から26度当たりに自生しています。自生地の標高も高く、多くは1000m以上あり、グローエンドライエンシスや荒玉は1600m以上に自生しています。よってリトープスの中でも緯度が低くかつ標高の高い場所に自生していますので、以下の理由により強光線には強いと考えられます。
緯度の高低と太陽エネルギーについて
緯度が30度から25度になると、つまり5度低くなると太陽エネルギーは10%~15%程度強くなると言われています。ただしその割合で強くなりつづけるわけではありませんが、緯度が30度以上ある日本に比べると最低でも15%平均で20%以上は強いと思われます。
標高と紫外線量について
標高も1000m高くなるごとに10~12%紫外線量が高くなることが分かっています。
日照時間について
ナミビアや南アフリカ北ケープ州北西部(ナミビアに近い場所)の日照時間はかなり長く3600時間(快晴の日が300日以上)を越える場所も多いようです。また日照時間の変化が1年を通じて少ない事も特徴です。
これらを総合すると、白系統リトープスの自生地である、緯度が低く標高の高い場所は日本のほとんどの市街地に比べると太陽エネルギーははるかに強い事が分かります。またリトープス全体の自生地の中でも緯度の低い地域に自生しているため白系統のリトープスは本来強光線には大変強い耐性があると思われます。ですから緯度の高い地域に自生しているリトープスよりは、強光線に強い資質を持っていると考えるのが自然です。ただし日本での栽培は地植えではありませんし、小さな鉢での栽培になりますので、それほど差が出るとは思えませんが、同一条件での栽培であれば、白系とリトープスの方に優位性があると思われます!
新芽展開時の水遣り
私は脱皮中だからと言って特別な水やりや管理はしていません。脱皮中水やりが多いと二重脱皮するので水やりを控えるとか言われていますが、実際多く水やりしても二重脱皮したことがありませんし、二重脱皮をさせてやろうとわざと3日に1回程度水やりしてもは二重脱皮しませんでした。それで私は普段の水やりと同じ様に水やりしています。日照時間が多いときはいつも通り1週間に1~2回程度たっぷりと与えますし、日照不足が続いていると2週間に1回程度になる時もあります。それで私が育ててきたリトープスでは問題は出ませんでしたが、育てたことの無い別の品種については違うかもしれませんが、そのへんについては分かりません!
なかなか上手く書けず時間がかかっており申し訳ございません。途中ですがとりあえずアップしておきます。
白系統リトープスについて
リトープスの自生地
南アフリカ共和国、ナミビア共和国、ボツアナ共和国の一部に自生しています。自生地の緯度は南緯18度から34度の範囲になります。
白系統リトープスの自生地
私が知っている白系統のリトープスは、荒玉系の荒玉(アラタマ)Lithops. gracilidelineata Dint. subsp. gracilidelineata.var. gracilidelineata、曲玉(マガタマ)系のグローエンドライエンシス Lithops pseudotruncatella subsp.groendrayensis や寿麗玉系の寿麗玉(ジュレイギョク)Lithops julii(Dint. & Schwant.)N.E. Br. subsp. julii 碧賜玉系の碧賜玉(ヘキシギョク)Lithops. vallis-mariae (Dint. & Schwant.)のですが、どれも自生地はナミビアで、緯度は南緯19度から26度当たりに自生しています。自生地の標高も高く、多くは1000m以上あり、グローエンドライエンシスや荒玉は1600m以上に自生しています。よってリトープスの中でも緯度が低くかつ標高の高い場所に自生していますので、以下の理由により強光線には強いと考えられます。
緯度の高低と太陽エネルギーについて
緯度が30度から25度になると、つまり5度低くなると太陽エネルギーは10%~15%程度強くなると言われています。ただしその割合で強くなりつづけるわけではありませんが、緯度が30度以上ある日本に比べると最低でも15%平均で20%以上は強いと思われます。
標高と紫外線量について
標高も1000m高くなるごとに10~12%紫外線量が高くなることが分かっています。
日照時間について
ナミビアや南アフリカ北ケープ州北西部(ナミビアに近い場所)の日照時間はかなり長く3600時間(快晴の日が300日以上)を越える場所も多いようです。また日照時間の変化が1年を通じて少ない事も特徴です。
これらを総合すると、白系統リトープスの自生地である、緯度が低く標高の高い場所は日本のほとんどの市街地に比べると太陽エネルギーははるかに強い事が分かります。またリトープス全体の自生地の中でも緯度の低い地域に自生しているため白系統のリトープスは本来強光線には大変強い耐性があると思われます。ですから緯度の高い地域に自生しているリトープスよりは、強光線に強い資質を持っていると考えるのが自然です。ただし日本での栽培は地植えではありませんし、小さな鉢での栽培になりますので、それほど差が出るとは思えませんが、同一条件での栽培であれば、白系とリトープスの方に優位性があると思われます!
新芽展開時の水遣り
私は脱皮中だからと言って特別な水やりや管理はしていません。脱皮中水やりが多いと二重脱皮するので水やりを控えるとか言われていますが、実際多く水やりしても二重脱皮したことがありませんし、二重脱皮をさせてやろうとわざと3日に1回程度水やりしてもは二重脱皮しませんでした。それで私は普段の水やりと同じ様に水やりしています。日照時間が多いときはいつも通り1週間に1~2回程度たっぷりと与えますし、日照不足が続いていると2週間に1回程度になる時もあります。それで私が育ててきたリトープスでは問題は出ませんでしたが、育てたことの無い別の品種については違うかもしれませんが、そのへんについては分かりません!
No title
Comet様
秋風も吹き始め、多肉にとっても良い季節となりました。
ちらほらリトープスの話題が出てくるようになりましたが、ご多忙でなければ以前お尋ねした疑問点に回答いただけると助かります。まだ白系統を見つけ出しておりませんが、気長に探しています。
よろしくお願いします。
秋風も吹き始め、多肉にとっても良い季節となりました。
ちらほらリトープスの話題が出てくるようになりましたが、ご多忙でなければ以前お尋ねした疑問点に回答いただけると助かります。まだ白系統を見つけ出しておりませんが、気長に探しています。
よろしくお願いします。
Re: 白いリトープスの育て方
必ず返事致しますので、もうしばらくお待ちください!
白いリトープスの育て方
Comet様
久しぶりのリトープス記事なので、質問させてください。
昨年白系統のリトープスを見つけ、購入し育てていたのですが、今年の新芽展開時に駄目にしてしまいました。新葉が展開し旧葉が新葉と同じぐらいの大きさの時、突然旧葉が腐るように溶け、数日して新葉も溶けました。日照は確保しており、他のリトープスは問題なかったので、葉緑素崩壊ではないと考えています。なぜ枯れたのか分からず、アドバイスいただけると助かります。再度見つけたら購入したいと考えているのでよろしくお願いします。
白系統は強い日差しに弱いのでしょうか。直射ではなく若干遮光すべきでしょうか。5月頃の話です。
新芽展開時の水遣りがよく分かりません。1週間から2週間に一度、底面から数秒吸水させたり、じょうろで表面が濡れる程度に水遣りしましたが、多すぎでしょうか。完全断水は根が駄目になると思い、乾き切る前に水遣りしたのですが、良くなかったでしょうか。初期、中期、後期それぞれの水のやり方を教えてください。(他の色のリトープスは問題なかったのですが)
久しぶりのリトープス記事なので、質問させてください。
昨年白系統のリトープスを見つけ、購入し育てていたのですが、今年の新芽展開時に駄目にしてしまいました。新葉が展開し旧葉が新葉と同じぐらいの大きさの時、突然旧葉が腐るように溶け、数日して新葉も溶けました。日照は確保しており、他のリトープスは問題なかったので、葉緑素崩壊ではないと考えています。なぜ枯れたのか分からず、アドバイスいただけると助かります。再度見つけたら購入したいと考えているのでよろしくお願いします。
白系統は強い日差しに弱いのでしょうか。直射ではなく若干遮光すべきでしょうか。5月頃の話です。
新芽展開時の水遣りがよく分かりません。1週間から2週間に一度、底面から数秒吸水させたり、じょうろで表面が濡れる程度に水遣りしましたが、多すぎでしょうか。完全断水は根が駄目になると思い、乾き切る前に水遣りしたのですが、良くなかったでしょうか。初期、中期、後期それぞれの水のやり方を教えてください。(他の色のリトープスは問題なかったのですが)